昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

松井優征『逃げ上手の若君』その20(9巻感想の6)

大将の渋川さんが高台で一人、
戦況を見守っているところに
現れる時行&弧次郎。

(本人が武勇に自信があり、
攻め時のため、護衛の兵士が
いないという絶好の機会)

単独行動ではなく、後方では
三浦さんが退路を守っています。

実は諏訪時継さんも近くに
ステルス配置……。

三浦八郎「今より北条の大将が
足利の大将と戦われる!

幼子二人が天下の豪傑を
倒す様(さま)
両軍とくと見届けろ!」

こういう大音声で周囲が
注目するの、古き良き時代の
戦って感じしますね。

銃や火薬の時代にはもう
不可能だもんな……。

時行と弧次郎の作戦は
「渋川を極限まで怒らせる」
こと。

時行「遅っそい太刀だなぁ
渋川 二対一だと
震えてまともに
降れないらしい」

実際は遅いどころか
逃げ上手な時行でも

(海野殿の戦いを
見ていなければ
躱せなかった)

そう思わせるスピードです。

太刀を躱し続ける
時行に

「すげぇ やっぱ
ド変態だ あの若君!」

味方の賛辞がおかしい!

知将・斯波孫次郎も
主君を危険に晒す戦い方に
戸惑います。

孫次郎(主君が死んだら
お終いの戦で
正気じゃないぞ)

正気じゃない奴だらけの
戦場で何を今更……。

(小石を意味なく投げて)

玄蕃「あ ごめん 
当てただけ
続けて続けて」

玄蕃も煽りに加わって
渋川さんの怒りは頂点に。

その頃、渋川さんとの
一騎打ちで負傷した
男の中の男、海野さんが
目を覚まします。

無事で良かった……。

海野「恐ろしく強いが
やはり若い」

渋川さんの異変に
足利側も気づきます。

孫次郎「疲労……?
渋川殿が子供相手に
この程度の戦いで!?」

渋川さんが疲れきった
ところで、時行が遂に……

時行「ここからは
正真正銘の一騎打ちだ」

弧次郎に勝てたら
私の首をやると宣言……!!

続きが気になる!!!

望月軍に参加してる吹雪も
頑張れ……!

ところで、死の危険が
高まるほどに

「オラ、わくわくすっぞ」
という悟空タイプのキャラは
結構いるわけですが

時行のように発情顔で
ハァハァするタイプは……

ゴールデンカムイ
屈指の変態、辺見と同じ
カテゴリに入るのか……?