祝!!マンガ大賞２０２３年
大賞受賞!!
そして
第三巻、本日発売です!!
記念に語ります。
詳細はボカしますが
ネタバレにご注意
ください。
念のためあらすじ：
島育ちのマンガ大好き
女子高生、安海相
（ヤスミ アイ）は
大好きな漫画家の
１０年ぶりの新作発表と
聞き、一大決心して
東京のコミティアへ。
そこで「マンガは自分でも
描いていいんだ」という
ことと、
担任の手島先生が
憧れの作家だった
ことを知って衝撃を
受けます。
相は友人の赤福ちゃんと
美術部の藤森さんと
一緒に同好会を立ち上げ、
手島先生の顧問のもと、
活動を始めるのでした……。
この話の設定の巧みな
ところの一つは
「相が島育ち」という
ところです。
・島には商店が４件しかない。
（惣菜屋、雑貨屋、お寿司屋、
マンガ専門の貸本屋）
これでは昭和の田舎並みの
情報量＝今時ありえないほど
純朴な性格でも納得できます。
ピュアなんですよ!!!
それゆえにキラッキラ
してて眩しいんですよ!!!
好き!!!
（絶叫）
という気持ちにさせる
マンガです。
３巻冒頭の第１０話は
手島先生が友人の七ちゃんから
誕生日プレゼントにノートを
貰う回想シーンから。
手島先生は「漫画で描きたい
１００のコト!!」と書いて……。
時系列は現在へ。
２巻では揃ってコミティアに
参加したので、その帰りの
船の中です。
七ちゃんが手島先生の
昔の話を生徒たちに
していたと知って
手島先生「安海さん、
次に何を描くか
悩んでるんですか？」
全員（強引に話を変えた……）
コミティアが目標
だったので、気が抜けたと
いう相に
手島「島で刺激を探しては？」
相「えー、島に刺激って
あるかなー」
手島先生はここで相に
冒頭のノートをプレゼント。
もう使い道がなくなったと
思っても、８年も持っていた
手島先生の律義さ……。
手島先生は０か１億か
くらいの極端な思考の
人なので
七ちゃんへの友情だけでなく
まだ燻るものが残ってるから
捨てられなかったんじゃ
ないかな……？
続きます。
