昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

とよ田みのる『これ描いて死ね』その3(2巻感想)

第2巻、発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

念のためあらすじ:

離島育ちのマンガ
大好き少女・安海相
(やすみ あい)は

大好きなマンガ家が新刊を
出すと聞いて、一大決心して
東京のコミティアへ。

そこで憧れのマンガ家は
担任の手島先生だったこと、

「マンガは自分で描いて
いいんだ」と知る……。

コミティアは実在する
同人誌即売会
ジャンルは創作のみ。

現在、手島先生の指導を
受けながら、マンガ制作中。

相が原作、絵を美術部の
藤森さんが担当。

友人の幸(サチ)ちゃんは
読み専門。

そして1巻末でやって来た
転校生は、イベントで
出会った壁サークルの
人だった……。

2巻冒頭の第5話では
トレス台やスクリーン
トーンが登場。

もはや懐かしのアイテムです。

紹介する際に最初に
「じゃーん」といちいち
つける手島先生が可愛い。

石龍(PN:ストーンドラゴン)
さんと相の交流も描かれます。

石龍さん、人との距離の
取り方が極端すぎる……。

あとスマホ画面割れてるのに
使い続けてるのが気になる。

第6話はみんなで
コミティアへ参加することに。

先生「ダメにきまってる
でしょう。」

→徹夜で旅の計画書
作ってくる。

手島先生さぁ……(萌え)

4人は親に合宿の話を
持ちかけます。

快諾する親、条件付きの許可と
それぞれですが、藤森さんは
なかなか言い出せず……。

ここで石龍さんが助け船を
出してフォロー。

幸「石龍さんカッケェェェッ!!」

石龍「なんにもカッコよく
ないよ。

あの人は悪人じゃないし、
今頃きっと傷付いてる」

一見、厨二病をこじらせた
人なのに、自分の言動に
客観的な視点もあるのが
彼女のすごいところ。

伊達に壁サークルじゃないな……。

短所も頼もしい一面として
描かれるのが、この作品の
素敵なところでもあります。

藤森さんは母を前にすると
何も言えなくなるという悩みを
マンガにすることで克服します。

お母さんに伝わって
良かったね……。
ここ涙出た……。

石龍さんと藤森さんの
距離も縮まったよ!

続きます。