昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『蒼穹のファフナー』その7(BEYOND10~12話感想)

※公開から二週間近く
経ったので、ネタバレ
ありで語ります。

未見の方はご注意ください。

あと観る時はハンカチを
忘れずに。

ネタバレ:キレイに終わった……!!

まずそこに驚きました。

完結するとは聞いてたけど
『THE BEYOND』が終わるだけで
シリーズは続くというオチかと……。

もしくは大半がいな(以下略)

本編では戦闘は10・11話で
終わり、12話はまるっと
エピローグ。

もしかしたら、コロナ禍の
陰鬱な時期だからこそ
明るい希望ENDにしたの
かと思いました。

「奪い合う」のではなく
分け与える、

誰も犠牲にしない
前提で考えるという……。

人類を裏切って敵に回った
マリスの目的も、悪意から
ではありませんでしたし。

総士「早く言え馬鹿!」

言ったところでどうにも
ならないと思ったからこそ、
ああいう手段に出たわけですが
きっと全視聴者が同意した台詞です。

「誰かが犠牲になるのが
前提で、生贄の当人すら
疑問も持たず受け入れる」

という残酷な共通認識を否定し、
ぶっ壊したのが、誘拐されて

「人間ごっこ」してる
フェストゥムの間で育った
総士というのがなんとも
皮肉な話です。

10話冒頭では作戦説明の
絵をクレヨンで描く小総士
可愛い。

本当はクレヨンで遊ぶ
年齢なんですよね……。

(屁理屈こねるから
その歳で「おじさん」
呼ばわりされるんだよ!)

雪遊びや誕生会も
ほっこりしましたが

(話が大きく動く前の
和みだ、油断するな!)と

警戒する自分は何かに
訓練されすぎている……。

だって操はもう予告された
ようなもんだったし……!!

最期の言葉が(秘密)は
反則だ!

早く育って容子ママの
ところに帰ってこいよ!!

しかし何よりも

犬はあかん犬は!!!!(号泣)

竜宮島に戻れても
甲洋は迎えてくれる人が
いない上に、ショコラは
おじいちゃん犬。

翔子とカノンとショコラが
揃ったシーンはまた
涙が……。

一騎も真矢も進展しそうで
しない……。

けどちゃんと言えただけ
進歩です。
定期的に帰ってこいよ!!

折角だから続きます。