昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

アニメ版『聖闘士星矢』オリジナル設定 その5(35話)

TVアニメ34話ではオリキャラ
王虎VS紫龍の闘いが描かれましたが

同じ頃、沙織とアーレス教皇
持つ射手座の黄金聖衣が突然
外へ飛び出し、合体すると
どこかの湖の底へ沈みます。

相手に奪われたか、と
両陣営は右往左往。

スーパー戦隊東映ロボアニメの
秘密基地っぽい、コンピューターで
埋め尽くされた部屋の中、

聖衣纏ってる瞬と氷河の
違和感がすごい。

やたら汗かいてコンソール操作
したり、屋敷を走り回ってる
鋼鉄聖闘士にもじわじわきます。

老師が王虎VS紫龍を見届けた
後に行方不明になってるのも
オリジナルエピソード。

「星矢たちの元に戻る前に
老師に挨拶をしていかねば」と

34話で戦う意志を取り戻した
紫龍が五老峰に残ってた理由に
なっています。

(原作では失明して五老峰に
戻った後は農業に生きる喜びを
見出してましたが、

デスマスクが老師を殺そうと
したことで聖域に向かう展開
でした)

星矢が紫龍の目を治す手がかりを
求め、ジャミールのムウのもとへ
向うのもオリジナルです。

原作では紫龍VSアルゴルの後は
ずっと入院中でしたが、

流石に数か月も主人公の出番がない
なんてわけにはいきませんからね。

ミスティ、モーゼス&アステリオン
ジャミアンと連戦してる上に

空中から落下する沙織さんを
受け止めて右腕骨折した状態で
崖から飛び降りたりしてるのに
アニメ版は元気だな……。

ジャミールではムウは不在で、
貴鬼が「険しい岩山の頂上に湧いて
いる、万病に効くという命の水」
というアイテムを教えてくれます。

『星矢』世界ってファンタジー要素
強いのに、アニメ版にぶっ込まれた
設定がどれも浮くのは何故だろう……。

命の水を取りに行くため、
崖を上り、道なき道を進み、
オオワシの群れと戦う星矢……。

貴鬼が麓で星矢が戻ってくるのを
待ってると、教皇の使者、
白銀聖闘士タランチュラの
ラクネが登場。

ラクネの出す糸に捕まった
星矢が

「エネルギーを吸われる」

「小宇宙パワーが……」

なんか『星矢』らしからぬ
台詞が……。

折角だから続きます。