昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『聖闘士星矢』牡牛座のアルデバラン

本日5月8日はアルデバラン
誕生日です、めでたい!!

というわけでアルデバランの話を。

初登場は8巻。12宮の二番目、
金牛宮を守護する黄金聖闘士です。

実は20歳。

原作とアニメでは髪型が
違いますが、その改変に異論を
唱える人はあまりいない……。

(アニメは短髪、
原作ではロングヘア)

一の宮、白羊宮はムウによる
聖衣の修復・強化とアドバイスだったので

12宮編の本格的なバトルは
金牛宮から。

初っ端から半死半生のダメージを
負わせては後が続かないし、

かといって「黄金聖闘士って
たいしたことないじゃん」などと
思わせては台無しになります。

そのためアルデバランはまず
腕を組んだ構えのまま、瞬・紫龍・
氷河を一撃で吹っ飛ばして
その強さを読者に印象付けます。

残った星矢とアルデバラン
対峙した際、

星矢は構えを解かせた上で、次は
アルデバランの聖衣の角を折ると挑発。

「そんな奇跡的なことができたら
あっさりと敗北をみとめてくれる」

この流れで実際に折られた場合、
激怒する奴もいるでしょうに

大笑いして約束通り通してくれる
大物の風格を見せてくれます。

星矢たちの通過後、ムウが来て
「久しぶりですね」と仲良く
話しているのも微笑ましい。

ここでアルデバラン教皇には
一抹の疑念があることがわかります。

更にムウの口から「あなたが本気なら
今頃ここは血の海のはず」と
アルデバランが手加減してくれたことを
さりげなく解説。

その後は新章のたびに敵の新キャラに
倒されるのがお約束になりましたが、

大柄キャラがかませ役なのは
デビュー作『スケ番あらし』の
大河内徳さん以来の伝統なので
仕方がない。

でも「強キャラ」という認識がないと
務まらない重要な役どころだから!!

そもそも白羊宮が常に無人なので
アルデバランが最初に未知の敵と
当たるようになってるんですよね……。

それを思うと不憫な話です。

『よんでますよ、アザゼルさん
牛に似た悪魔モロクさんの声が玄田さんなのは
絶対にアルデバラン繋がりだと思います……。