『機界戦隊ゼンカイジャー』
(21~)は、45番目の
スーパー戦隊。
並行世界を全て「トジルギア」に
閉じ込めて消そうとする悪の組織
「トジテンド」に立ち向かう
ゼンカイジャーの戦いを描いた
作品です。
明るくブッ飛んだ作風で
朝から愉快な気分になれます。
しかし脚本が香村さんだけに
油断してはならない気がする……。
ゼンカイジャーが使う「戦隊ギア」に
スーパー戦隊の力が宿ってたり、
BGMに久々に渡辺宙明節が!
など、45周年記念作品らしい
様々な試みがあります。
主人公だけが人間で、他の4人は
キカイノイド=声優+着ぐるみで
生身の役者じゃないのは戦隊初。
コロナ対策もあるのでしょうが、
それにより極端なキャラ付けが
可能になりました。
最近は生身の役者が増えてますよ!
また
ヒロイン:榊原郁恵
というのも話題になりました。
夏のお嬢さんがお祖母ちゃん役と
いうことにしみじみする
「カックラキン」世代……。
介人の実家兼駄菓子カフェ
「カラフル」の店主。
ゼンカイジャーの拠点であり
不特定多数の人々が訪れる
場所の提供や彼らの精神的
支えというだけでなく
美しき悪の貴公子ステイシーを
光落ちさせるフラグを立てたりと
ヒロインの役割を見事に
こなしています。
普通は第一話で5人全員
揃うものですが、今回は
一話ずつ登場回があります。
主人公の五色田介人
(ごしきだ かいと)=
ゼンカイザーは明るくおバカな
心優しい主人公。
偏見がなく、キカイノイドである
ジュランたちを受け入れています。
彼がお人好しなキャラだからこそ、
(今のところ自分の事情優先の)
追加戦士のツーカイザーと共闘
可能になったわけです。
追加戦士はキャラが濃いもの
ですが、まさか
「ヨホホイ ヨホホイ
ヨホホイ ホイ♪」
って歌って踊るイケメン海賊とか
前代未聞すぎる(大絶賛)
あんな踊りでもカッコいいって
ミュージカル経験者でないと
無理だと思ったらやはりそうでした。
エクスタシーとかヨホホイとか
中の人は余程変なイケメンに
縁があるらしい……。
続きはまたそのうちに。