昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

菅野文『薔薇王の葬列』その7(15巻感想)

第15巻、本日発売です!!

表紙はエドワードjrとエリザベス。
多分癒しはここだけと思ったら……。

ネタバレが避けられませんので
未読の方はご注意ください。

前巻までのあらすじ:
薔薇戦争はヨーク家が勝利
したはずなのに、延々続く
内輪揉め(史実)

兄王エドワード4世亡き後、
太后エリザベスは

息子である幼王エドワード
5世を使ってリチャードを
排除しようとしますが

反撃されて王としての
正統性を失うことになり、
王位はリチャードの手に。

しかし敗れたランカスター家も
動き出し、王太后エリザベスと
手を組むのでした。

前巻でリチャードと
バッキンガムの仲に亀裂が
生じ始めます。

そして遂に……。

(要約)
リチャードが頑固だからって
策略に頼ろうとするから
余計ややこしいことになるんだよ!

案の定、敵に利用されて
事態は悪化する一方です。

あとヘンリーはちょっとは
自分の頭で考えろや!

この巻ではエドワードjrが
騎士の叙任を受けます。

(立派になって……)と
ほろりとする場面です。

優しく無邪気でピュアで一途に
慕ってくれる、エドワードjrが
誰の目にも可愛いからこそ

(ランカスターの血統だから)
廃嫡・排除を言い出す
バッキンガムと相入れなく
なるという……。

バッキンガム側からすれば
「全てを捨ててオレだけを
望んでくれ」

リチャードからすれば
人生を捧げた目標が
叶ってる途中で、

自分を選んでくれた人たちも
沢山いるのにそんなことは
できません。

 リッチモンド伯が何者かも
少しずつ明らかに。
コイツが(史実のアレ)になるの嫌だな……。

幽閉されていた先王の息子
たちは凶悪な性格でしたが、
ここにきて遂に……。

二人も哀れですが、一番可哀想
なのは姉のエリザベスです。
史実だと(秘密)

そして遂にリチャードと
バッキンガムは……。

続き読むのが怖い!!
でも気になって仕方ない!

今回はジェーンの衝撃の
シーンもあります。
何やってんのお前……。

TVアニメは21年秋放送!
こちらも楽しみです♪

ランカスターのエドワードの
元気な姿が見れる……!

薔薇王の葬列 15 (プリンセス・コミックス)