昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

篠原千絵『夢の雫、黄金の鳥籠』その3

ヒュッレムの生んだメフメトが
自分の子か皇帝の子かと
イブラヒムが苦悩する中、
ヒュッレムは皇女ミフリマーを出産。

イブラヒムはミフリマーを
抱き上げても、メフメトには
額づいただけで触れませんでした。

自分の子の可能性がある
メフメトの後見はできない、

確実に皇帝の血を引く
皇子を産んでくださいと
言われ、二人の間に亀裂が……。

レイマン本人は後継者を
問われると「強い者が継げ」で、
それ以外の条件はなさそう。

メタ的にこの方の気分一つで
登場人物全員の命運が決まるため
彼が本心を明らかにすることは
滅多にありません。

ヒュッレムは更に皇子セリムを出産。

そのことはイブラヒムを安堵
させましたが、ヒュッレムにとっては
メフメトを認めてくれないなら
同じことでした。

後見人だったイブラヒムが
あてにできなくなり、
ヒュッレムは自分で力を
得ようとします。

その辺が少女漫画でなく、
(対象年齢が高い)
女性向け漫画らしさかも。

 その頃、スレイマン
欧州方面に向けて派兵を決意。

アルヴィーゼ・グリッティを
呼び寄せ、イブラヒムを驚かせます。

妹皇女と駆け落ち未遂の西洋人なんか
よく生かしておいたな……。

ヒュッレムとイブラヒムとの
恋愛フラグが消えていく中、

恋愛エピソードはハディージェの
担当に。

夫のイブラヒムはわざわざ
アルヴィーゼを自宅まで連れて来て、

ハディージュや息子アタ・メフメト
(アルヴィーゼと同じ目と髪の色)
に引き合わせたり、お人好しなのか
自虐のつもりか……。

大宰相に嫁して息子まで生んだ皇女が
他の男に与えられるなどありえないのに
それでも夢見てしまう彼女が切ない。

また、11巻を過ぎるとヒュッレムの
子供たちも成長していき、

ギュルバハルの子、第一皇子
ムスタファも交え、4人仲睦まじく
遊ぶ姿も見られるようになります。

聡明なムスタファ、
優しいメフメト、
気の強いミフリマー、
甘えん坊のセリム。

みんないい子たちなので
「跡取りの皇子以外は
処刑」なんて掟には
納得できないよ……。

続きはまたそのうちに。