昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

一二三『四十七大戦』その4

第8巻、本日発売です!!

記念に語ります。
表紙は静岡&山梨さん。

久々なので解説すると、擬人化された
県(=ゆる神)たちが地方の名物を
武器に、新たな首都になるべく戦う
愉快なお話です。

西日本はほとんど併合や同盟で
落ち着いたので、戦いの舞台は
北陸甲信越へ……。

今巻で47都道府県の大半が
揃ったのでは?

8巻の戦いの幕開けは

山梨さんVS静岡さん

山梨さんのやんちゃなアホの子感が可愛い。

突然の宣戦布告は何らかの戦略に
基づいてではなく

「ライバルの静岡が愛知に取られた!」
という衝動的なもの。

その結果、突然の併合に世論は大ブーイング。

落ち込んで愚痴りにいったら
長野さんとも成り行きで戦う羽目に。

長野さんは渋カッコいいインテリメガネ
おじさま。上から目線は標高が高い
からだったのか……。じゃあ仕方ない。

個人的な感情が発端だったとはいえ、
奪われた側の愛知さんも心穏やかでなく
静観していたゆる神たちも刺激されます。

福井さんVS愛知&岐阜さん。

福井さんはそばかすメガネの少年。

ういろうに包まれる恐竜が
シュール……。

しかし福井最強モンスターはそれで
いいのか?

主人公の鳥取さんは同盟県たちとの
会合で「これ以上戦うとかえって
まとまりがなくなる」と

しばらく戦わなくてもいいとの
お墨付きを得ます。

脳内イメージで、股間に梨のパネル
いっちょうで野山を駆け回る鳥取さん……。

そのくらいの解放感を味わってたのに
新潟さんからライブと書いて戦いの
お誘いが。

新潟さんはドルオタ兼同人作家。

時々にいいこと言いますが
珍妙な言動で相殺されます。

知人(ゆる神)をモデルにして書いた
同人が流出した挙句、

当の本人からそれを手にどういう
ことか説明を求められるって、
想像しただけでいたたまれなさに
胃に穴が開きそう……。

新潟さんVS鳥取・島根さん

お米が突然加工品(おかき、酒、
米粉パン)に進化するって怖くね……?

前巻で出た特殊ルール発動により
戦いに新たな展開が……!!

次巻も楽しみです。

徳島さんが幸せそうで何より。

四十七大戦 (8) (アース・スターコミックス)

四十七大戦 (8) (アース・スターコミックス)

  • 作者:一二三
  • 発売日: 2020/05/12
  • メディア: コミック