『Rozen Maiden』(ローゼンメイデン 02~)は
引きこもりの中学生、桜田ジュンが
ひょんなことから生きたアンティークドール
「ローゼンメイデン」真紅のマスターとなり、
人形たちの戦い「アリスゲーム」に
巻き込まれる物語です。
04年にアニメ化、その後第2期と
特別編が作られました。
※アニメと原作の設定は結構違います。
意志を持って動く人形「薔薇乙女」と
薔薇の指輪を介しての契約とか、厨二心に
刺さりまくる設定です。
この頃はゴスロリファッションやメイドが
流行ってましたね……。
第一話でジュンがひきこもりで
唯一の楽しみは怪しげなオカルト
グッズの通販なこと、
(商品はクーリングオフしている)
両親は海外にいて、高校生の姉・のりが
ジュンに罵倒されながらも、健気に明るく
家事を担当していることが描かれます。
ある日届いたダイレクトメール
「まきますか まきませんか」の
質問に、面白がって答えたら
突然部屋に、鞄に入った精巧な人形が……。
一緒に置かれていたネジを巻くと、
人形が動き出して喋ります。
第五ドール・真紅(しんく)は気難しくて
偉そうなツンデレ人形。
ジュンは上から命令してくる真紅に
反発しますが、「アリスゲーム」の
刺客の人形に命を狙われたことから
真紅と契約し「マスター」(という名の
下僕)になる羽目に。
「アリスゲーム」は薔薇乙女たちが
それぞれ持っている「ローザ・ミスティカ」を
奪い合う戦い。
奪われたらだたの人形になり、奪った側は
全て集めると「アリス」になれるらしい。
第一ドール、ヤンデレ気質の水銀燈(すいぎんとう)は
最もアリスゲームに積極的で、戦う気のない
妹たちをあの手この手で煽ります。
アニメ第8話、自分が怒らせた相手
(蒼星石のマスター)に
「怒ると血圧上がるわよ」
「乳酸菌摂ってるぅ?」
この台詞はアニメオリジナルですが
ふてぶてしさ、不気味さとユーモアとが
合わさった、彼女のキャラをよく表していて
当時バズった記憶があります。
水銀燈が出てくると基本ほんわかした話に
緊張感が生まれるので、ありがたい存在ですね。
続きます。