昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『聖闘士星矢』牡羊座のムウ

本日3月27日は牡羊座のムウの
誕生日です、めでたい!!

というわけでムウ様の話を。

初登場は聖衣の修復師としてでした。
後に黄金聖闘士と判明。

紫龍が聖衣修復を頼みに来て以降
何かと助けてくれる、頼れるアドバイザー
ポジション。

ハーデス編に入るまで一度も戦闘シーンが
なかった頃から「黄金最強は誰か?」
議論に必ず上位に挙がる不思議なキャラです。

 暗黒聖闘士編では紫龍を送り届けたり、
ミスティの攻撃で崩れる風穴から
星矢たちをテレキネシスで救出。

その後も何かと手助けしてくれて
アフターケアが万全すぎる……と
思ってましたが

ムウの師・前教皇シオンが殺害され、
何者かが聖域を掌握したため

教皇に対抗する味方をずっと
探し求めていて、やっと出会ったと
考えると辻褄が合うんですよね。

教皇の正体を知っているのかと
シャカに尋ねられた際

ムウ「今の教皇は真の教皇ではない!」

「十年以上もの間ずっとそんな
予感がしていたのだが この聖域に来て
よりいっそう確信するようになった」

と言ってるので、ムウもシオン殺害は
気付いていても「誰が何のために」
教皇になりすましていたかまでは
分かってなかったようです。

この時点ではアイオロスは逆賊扱いで死亡、
サガは行方不明、老師は五老峰から動けません。

誰かを頼ろうにも、根拠が「予感」では……。

そこでムウが取った戦術が「沈黙」

ムウは長く教皇の招集にも応じず、かといって
表だって逆らうこともしませんでした。

教皇からしたら
(気づいてるのか?だとしたら
何故なにも言ってこない?)と
疑心暗鬼に駆られるところです。

しかし世界で唯一の聖衣修復技術を持つムウを
簡単に粛清するわけにはいかない。

するにしても相応の理由が必要ですし
そもそも黄金聖闘士に刺客を送って
成功するかどうか……。

 そういった手を出しづらい事情を利用して
自由に動ける余地を確保していたのでは?と
解釈しています。

全てはアテナと真の聖闘士が成長してから……と
じっと耐えてきた人なのではないでしょうか。

続きはまた後日。
貴鬼はアニメでは出番増えてましたね。