昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『聖闘士星矢』ドラゴン紫龍

本日10月4日はドラゴン紫龍の
誕生日です。めでたい!!

というわけで紫龍の話を。

実は一番最初に発表された設定では
天秤座じゃなかったことは
忘れてください。

※暗黒聖闘士編のクライマックス辺りで
星矢やC翼キャラのプロフィールの綴じ込み
ポスターがジャンプについてました。

紫龍と言えば聖衣を脱ぐ戦闘スタイルで
車田版ケンシロウだの露出狂だの
当時からネタにされていましたね。

真面目で律儀な性格だけに、
余計にギャップが……。

あとしょっちゅう目が見えなくなる
イメージ。

アニメでは故・鈴置さんの「廬山昇龍覇」の
時の「ん」の力の入ったアクセントが
すごく紫龍っぽいと思ってました。

14歳にして、261年生きてる老師に
「人間が固い」と言われる奴らしい
叫び方です。

紫龍のエピソードには「廬山の瀑布を望む」や
「逆鱗に触れる」「断じて行えば鬼神もこれを
避く」など中国由来の詩や故事が多く、
調べるのもまた楽しかったものです。

博識な一面もあるのに銀河戦争では
春麗の「老師が危篤なの」をあっさり
信じて惑わされましたね。

後で老師が言わせたこととわかって
「ひどいではありませんか」と抗議しつつも
無事を喜ぶ紫龍は本当に素直だ……。

真面目な話、そういう真っ直ぐさが
ブラックドラゴンやシュラの心を
動かしたのでしょう。

幼なじみ・春麗とのピュアな関係もまた
微笑ましかったですね。

続編の『聖闘士星矢ND』では捨て子を
二人で育てていて

氷河が新たに戦いが始まったと伝えに来た際、
その子を見て一人で帰ったエピソードがありますが

氷河は二人の実子と誤解したままでは?

結局紫龍は戦いへ向かい、
背中を押す形になった斗馬が氷河に
氷漬けにされたのを見て

「はっはっは カゼひくなよ」

……内心感謝してるみたいですね。

老師の杖を持っていたので、
真っ先に過去の天秤宮へ落ちたりと
紫龍が一番運がいい気がします。

若き日の童虎に会えてすごく嬉しそうで
本当に老師が好きなんだね……と
ほっこりしました。

続きはまたそのうちに。

聖闘士聖衣神話 ドラゴン紫龍(最終青銅聖衣)

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