『伝説の勇者 ダ・ガーン』(92~)は
主人公の小学生・高杉星史がある日
地球の分身「オーリン」に選ばれ
地球が生んだダ・ガーンたち8体の
勇者ロボの隊長となって
地球侵略に来た「オーボス」の軍勢と
戦うロボットアニメです。
勇者シリーズ三作目。
第一話では星史くんの平穏な日常と、
突如現れた謎の飛行物体を地球軍が追跡、
撃墜されるという非日常が
並行して描かれます。
そのニュースのせいで学校は1時間目から
先生たちによる会議で自習、
休校になって遊びに行こうとして
幼なじみのひかるに怒られたり
謎の飛行物体がロボットに変形して
大喜びしてる星史くんの呑気さよ……。
(でも気絶したひかるを懸命に守ってた)
勇者を率いる隊長に選ばれた後も
かなり危なっかしい面がありましたが
次第に成長していきます。
オーボスの目的は地球の
「プラネットエナジー」
これを抜き取られた惑星は
滅んでしまいます。
途中から、それで星を滅ぼされた
ヤンチャー王子とセブンチェンジャーが
登場、共闘することになります。
ヤンチャーくん可愛かったですねぇ……。
ちなみに本名はすごく長い。
この作品の特徴として
「大人がカッコいい」というのが
あります。
星史によくおちょくられている警官の
根元さんもすごくいい人だし、
星史父・高杉大佐が後に敵幹部
ビオレッツェをハッタリで
ビビらせたのは痛快でした。
環境問題がテーマに入っているのが
この時代らしいです。
世界中の皆が地球のために力を合わせて
祈り、「黄金の力」が集まっていく
クライマックスシーンは涙なしには
見れません。
OP『風の未来へ』のカラオケには
時折アニメ映像が入ってるのがあるんですが
OP映像+ラストシーンのダイジェストは
歌わせたいのか泣かせたいのかどっちだ!?
ぜひ観てほしい名作です。
あと『風の未来へ』は神曲。
全然関係ないけど放映当時、
「ダッダーン、ボヨヨン、ボヨヨヨン」
という謎CMが流れていたので
『ダ・ガーン』を話題にすると
どうしてもそれが脳裏に浮かぶ……。
詳細はまた後日。