『仮面ライダードライブ』(14~)は
平成16作目のライダー。
刑事にして仮面ライダー、泊進ノ介(とまり
しんのすけ)と仲間たちが
「ロイミュード」と呼ばれる人工生命体と
戦うお話です。
なお脚本・三条陸は熱き王道!!と同義語です。
歴代初のバイクではなく、車に乗る
仮面ライダーでもあります。
また、変身ベルトに製作者クリム・シュタインベルト
(故人)の意識が内蔵されており、
通称「ベルトさん」と進ノ介のバディもの
とも言えます。
序盤、ロイミュードによって「グローバルフリーズ」
という時間がゆっくりになる現象が引き起こされ、
世界中に事故と大惨事が多発することに。
進ノ介も犯人を追跡中、この現象が原因で
パートナーに重傷を負わせてしまいます。
そのため仮面ライダーに選ばれてロイミュード
対策本部=特状課に異動した際も
無気力な言動を見せては、ヒロインの霧子に
怒られたり呆れられたり。
しかし一度事件が起きるとそこはヒーロー、
きゅっとネクタイを締め上げて
「つながった」「脳細胞がトップギアだぜ!」と
意外な犯人に辿り着く、推理の冴えを見せていました。
刑事ものでもあるので、ちゃんと二話構成で
捜査や推理があるのも『ドライブ』の特徴です。
またロイミュード側のリーダー、ハートは
何か目的があるらしく、
ただ暴れまわるだけのロイミュードは彼が派遣する
「死神」こと魔神チェイサーによって粛清される
ことも。
このハート、チェイス、そしてハートの腹心ブレンと
紅一点のメディックら
ロイミュードの幹部クラスが単なる顔見せでなく
話に絡んでくる辺りから面白さが加速していきます。
その辺りになるとチェイスがベルトさんによって
造られたプロトタイプの「仮面ライダー」であり
ロイミュード側に捕えられ、
記憶を操作されていたことも判明します。
その後チェイスは人間側に戻って第三のライダー
「仮面ライダーチェイサー」となりますが
最終的に背中を押してくれたのはハートでした。
続きはまた後日。
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