昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その15(5巻感想6)

85話ではもねが学生時代
からの友人、常に冷静な
早瀬ちゃんに

「大丈夫の秘訣」を
尋ねます。

早瀬「ないよ」(即答)

色々話しているうちに

早瀬「実は昨日から
クレカが見当たらないん
だけど」

もね「それは気に
しろーーーーッ!!!」

大慌てで早瀬ちゃん宅を
捜索し始めます。

本人は「絶対に家の中に
あるはず」と大らかに
構えてるのに

もね(落ち着かねえ~)

何故かもねの方が
動揺してる……。

あとなんで部屋の中に
サンドバッグが……?

オチとしては

早瀬「自分よりテンパってる
奴が近くにいると 人って
冷静になれるもんだよ」

もねがいつも大慌て
してることが、

彼女の大丈夫に繋がって
いた、と前向きに
捕えるもねでしたが

安定のオチ(褒め言葉)

86話ではもねの同僚・
海野さんの息子、
硝(しょう)くんと
翠ちゃんの出会い。

もねと翠ちゃんが歩いてると

硝「イルカが飛んでる!」

本当だといくら力説
されても、もねが
信じられずにいると

翠「どこで?
とっとと連れてって」

すぐには見つからず、
二人で探しまわります。

信じてくれてありがとうと
言う硝くんに

翠「ボク 嘘がキライ
なんだよ」

「ただイルカが嘘か
本当か ボクのために
はっきりさせたいだけ」

もねが自転車で
息を切らせてやって来て

もね「イルカ飛んでるゥ!」

→実はイルカ型の風船。

硝「風船……結局
クラスメイトにウソ
ついちゃった」

もね「でも空に飛んでた
のは本当だったよ」

翠「……そうだよ
見てなかったの?
イルカちゃんと
飛んでたじゃん」

ありがとうと言う
硝くんに

翠「自分のために
やっただけだから」

と、あくまでも
クールな翠ちゃん。

彼女が「嘘」が嫌いな
理由は87話で語られ
ます。

翠ちゃんの母親は
宗教活動家で

「人類の起源は
宇宙人“ぁいろでぃむ”」

しかも娘のことを
自分の次に忠実な信徒で
「あるべき」と思い込んで
います。

回想シーンで小学生時代の
翠ちゃんが

「宇宙人なんかいるわけ
ないじゃん」と子供たちに
笑われてるシーンが挟まれ

そりゃ冷めた子にも
なるよなぁ……って
納得します。

続きはまた後日。