昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

蛭田達也『新・コータローまかりとおる!』伊賀稔彦その2

伊賀くん本人は匂いに
鈍感で、全く気付かない
とはいえ

留美子嬢が(汗をかくと)
他人が気絶するレベルの
悪臭を放つ体質と
知ってなお

引かないどころか
好意に一切翳りがないのが
ホントにいい人だ……。

また、入部早々から
生意気な態度を取っていた
醍醐くんにも寛容でした。

しかし女の子を人質に
功太郎を呼び出して
大乱闘と聞いて激怒。

先輩に詫びろと言うのを
拒絶した挙句この台詞。

醍醐「おれァ 自分よか
弱え奴を主将とは
認めねえぜ?」

あくまで稽古の一環と
して、勝負を受ける
伊賀くん。

伊賀「……きみとは
もっと早く乱取り
しておくべきだったな!

今 自信を失わせちゃ
困ると思ってたのが
裏目にでたようだ!」

せせら笑った次の瞬間、
巨漢の醍醐が宙を舞う
爽快なシーンです。

この後、醍醐くんは
容赦ないスパルタの
第13柔道部で
結構仲良くやってたので

確かに「こいつは
自分より強い」と
早目に上下関係叩き込む
方が正解だったようです。

更に一度試合に
敗れたことから
ストーカーのごとく

自分を年中監視してる
アホボンこと帝真紅郎にも
優しさを見せます。

(執着してるのは柔道の
ことだけでホモではない)

18巻の三四郎vs帝戦で
帝くんが破れた際、

名勝負だったこと、
三四郎の成長に
伊賀くんが満面の笑みで
拍手してると

帝「ぼくとの再戦が
流れたというのに
ちっとも残念そうじゃ
ないな!?」

「まさかきみは……!!
あの熱く心躍る闘いに
何も感じてなかったと
いうのかっ!?」

「ぼくのひとり
よがりだったのかァ
~~~っ!!」

クミ&麻由美
「今さら……☆」

全読者が二人のツッコミに
同意したシーンでしたが

伊賀「そんなことない!
そんなことないって!!」

「ぼくもきみとは
もう一度手合わせ
したいよ!」

ストーカーにも優しい……。

なおオチがひどい
(大絶賛)

帝「れ……練習試合ィィィ!?
き……気がつかな
かった……!!

その方法があったとは
……っっ!!」

※ストーカーが止んだとは
言ってない。

続きはまたそのうちに。

『コータロー』は名作です!!!!
(力の限り大声で叫ぶ)