昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(雑談)昭和~平成初期の同人誌通販の話。

吸死の全サが定額小為替
聞いて記憶の扉が開いたので
語ります。

昭和末期~平成初期の頃は
同人誌の通販に欠かせない
アイテムでした。

それなのに郵便局での
取り扱いが4時までで
終わるため、

中高生のオタクは親に
頼むしかありません。

試験期間中なら早く帰れる
ため、自分で行けるのは
ラッキーでしたけどね。

当時、定額小為替
手数料が1枚につき10円。

これを無記名のまま
自分の住所を書いた
宛名シールと共に同封して

(勿論、何の本を何冊
欲しいのかも記入して
サークルさんに送ります。

宛名シールは文房具屋で
売られてる5×7くらいの
白いラベルシールのこと。

同じくらいのサイズの紙に
裏から「三」の字の形に
両面テープを貼ったものも
アリでした。

当時は存在があまり知られて
ないORどこでも買えるものでは
なかったのかも。

今では100均で買えるし、
便箋用のオシャレな
縁飾りがついてる
シールもありますね。

ネットのない時代、
同人誌を手に入れるには

・直接イベントで買う。

・委託本を扱う大きな本屋で買う。

アニメ雑誌などの
同人紹介コーナーを使う。

の三択。

田舎住まいで、そんな本屋
にも滅多に行けない未成年には
雑誌の情報が命。

FRの同人誌紹介コーナー
おニャン子・ファンジン・
ロード」には本当に
お世話になりました。

タイトルからもう
時代を感じる……。

昭和は個人情報の扱いが
雑だったので、昔の雑誌見ると
(これ……自宅の住所だよな……)
って今更心配になります。

流石に平成以降は
局留や私書箱を使う
サークルが増えました。

書籍扱いだと送料が
安くなるので、同人誌を
入れた封筒は本とわかるよう
少し切ってあるのも特徴でした。

2000年代の頭には
為替でなくて振り込みに
してるサークルもあった
記憶。

星矢、トルーパー、サイバー、
味っ子ダンクーガ
オリジナル含めて
色々買ったものです(遠い目)

定額小為替の手数料は
今や1枚につき100円。

突然10倍になって驚いた
記憶があります。

電子マネーも登場する
このご時世に

まだ為替のみの通販とか
いっそすごいな
秋田書店……。