今もそうだけど
アニメ雑誌あるある
薄いのにサイズはでかいので
本棚の収納に困る。
どんどん斜めに倒れていく……。
今は百均でも書類ケースが
ありますが、昔はそんなの
なかったし……。
当時は本当に情報がなくて、
まして田舎の本屋など
品揃えも知れたもの。
だからアニメ雑誌はお宝で
隅から隅まで読み込んだものです。
ノートに『ダンクーガ』キャラの
身長体重誕生日書いて
持ち歩いてたり……。
そして気がつくと
「なんでそんな詳しいの……」と
人に引かれる羽目に。
しかしそんな状況だったからこそ
読者たちの愛は強く、
「OUT」読者はアウシタン、
「ファンロード」読者は
ローディストの呼称を
己のアイデンティティと
したのかもしれません。
(ただしローディストは
「お前ローディストだろ?」と
訊かれると
「ん~何のことかなフフフ……」と
アミバ風にすっとぼけるのが
お約束)
また「隅から隅まで」読んだ結果、
当時まだ珍しかった18禁
OVAの情報まで小中学生の目に……。
(中学生の頃の同級生男子)
「18歳になったら
『くりいむレモン』観るんだ!」
(高校時代の後輩男子)
「18歳になったら
『うろつき童子』観たいです!」
エロアニメにも流行があるんだなぁと
彼らの発言で知りました。
確か「アニメV」が袋とじで
特集してた記憶が……。
規制の緩かった昭和~平成初期
ならではの話ですね。
ところで平成初期に青磁ビブロスから
「Megu」(メグ)というアニメ
雑誌が出てました。
その頃ガンダムWにハマってたので
読んでみたら読者コーナーが
「OUT」っぽくて驚いた。
後で調べたら編集長が同じで
この頃既に廃刊していた「OUT」の
後継誌みたいな扱いだったの
ですね。
(恐るべし……アウシタン……!)
とか思ってた……。
今はアニメ雑誌でなくても
公式から関係者からあらゆる
情報が出てくるし、
アニメの数も増え、田舎でも
ネット配信で見れるように
なりました。
情報多すぎて大変ですけど
いい時代になりましたよね。
続きはまたそのうちに。