昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『ゴールデンカムイ』杉元佐一その2

本日3月1日は、杉元の
誕生日です、めでたい!!

というわけで杉元の話。

よく無事に生き延びて
くれた!!ありがとう!!

最終回読んだ時は内心、
声を大にして叫びましたよ。

彼の父は病死する前に

「自分が幸せになれる
ところを探せ」

そう息子に言い遺しています。

家族が次々に結核で死亡、
村八分にされた杉元は
家を燃やして出奔→

発症してなければ戻って
梅子と結婚するはずが
もう一人の幼馴染み、
寅次と結婚していて

寅次「何で戻ってきたッ」

これで返す言葉が

杉元「結婚おめでとう
寅次」

杉元は本当に人間が
できている……(泣)

この後、東京で菊田さんと
出会い、それがきっかけで
軍隊に入ることになります。
(詳細は28巻)

菊田「ノラ坊の顔には
品がある」

「顔に説得力が
あるんだ」

勇作殿の見合い相手
だった花枝子嬢は

杉元が替え玉と知った後も
結婚を申し込んでるんだから
相当イケメンなんでしょうね。

それなのに顔にどんどん
傷が増えていく……。

まぁそれはともかく、
軍隊に入った杉元は

「不死身の杉元」と
二つ名がつくほどの
鬼神のごとき活躍で、
日露戦争の英雄に。

(でも上司を殴って
恩給をフイにしてしまう)

杉元の本当の強さは
あらゆる修羅場をくぐって
なお、闇堕ちしなかったこと。

第七師団にしても囚人
たちにしても、まるで
死に場所を探してるような
連中が多い中、

「自分が幸せになれる
場所を探す男」が
勝利するのが本作の
尊いところでもあります。

命と引き換えても勝たなくては
ならない時は確かにありますが
生きて幸せになる道があれば
それにこしたことはありません。

後者を選ぶのが令和の
作品の特色なのかも。

(『逃げ若』とかも)

最終話、杉元はこれから
どうするかもう決めて
ましたが

アシリパさんがずっと
ハラハラしてるのが
可愛すぎる。

杉元「役割を果たすために
頑張った今の自分が
割と好きなんだよ」

「故郷へ帰ろう
アシリパさん」

アシリパさんの表情の
変化も含めて、本当に
名場面の連続ですよね……!!

(変顔のシーンも
ちゃんと入れる作者)

続きはまたそのうちに。