昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

諫山創『進撃の巨人』その10(最終巻感想2)

朝日新聞に掲載された
進撃名物ウソ予告、
誰か信じてないだろうな?

一日経つと流石にあちこちで
情報が駆け巡ったと思うので
もう少し詳しい感想を。

第一巻冒頭でのエレンの
涙はここに繋がるんですね……。

※ネタバレが避けられませんので
本編未読の方は読まないでください。

最終巻では遂に
ミカサの頭痛の原因が
明らかになりました。

アッカーマンの家系は
巨人化しない→

肉体的には影響は受けないが
頭の中に干渉されないとは
言ってない、ということ
でしょうか。

始祖ユミルに関しては
『火輪』で黒真珠の精、
黒韶が

「不死なればこそ何かに
執着することが必要だった」
と涙ながらに語っていたのを
思い出しました。

始祖ユミルの執着は「愛」
だったから、一途なミカサに
興味をひかれたのでしょうね。

そもそも不死なのにずっと
あの空間にいるだけじゃ
暇でしょうがないだろうし……。

歴代のアッカーマンたちは
いい観察対象だったのかも。

アッカーマンといえば
兵長マジ不死身……!

ラストにハンジやエルヴィン、
調査兵団たちが揃った時は
本当にお迎えが来たかと……。

余生は穏やかに過ごして
ほしいものです。

ジャンとコニーの前に
サシャの幻が現れた時は
涙腺決壊しました……。

(次ページで吹いたり
泣いたり忙しいな!)

あと個人的な感想ですが
ジークやエレンに限らず

人生や生きることについて
真面目に考えるのは
誰しもありますが

それが世界は・全人類はとか
主語を大きくした挙句、

下手に実行力があったり
すると、絶対にろくな
ことにならない、

という教訓のような
話だなって……。

人が人である限り
永遠の平和はありえないけど

少なくとも数十年の平和は
あっただけ救いです。

 巻末のスクールカーストにて
本編最終回へのセルフ
ツッコミが。

感想は確かにあの
三派に分かれそう。

私はミカサ&エレン派です。

闇の同志は不満そうだけど
愛ゆえだから……!!

ところで三人の座席の後ろ、
一体何があった!?

諫山先生、素晴らしい
物語をありがとう
ございました!

次回作も楽しみに
待ってます!