昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

諫山創『進撃の巨人』その9(34巻感想)

最終巻34巻、本日発売です!!

遂に完結!!

記念に語ります。
詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

前巻までのあらすじは

「地鳴らし」で島の外の
人類を虐殺し続けるエレン。

アルミン・ミカサたちは
エレンを止められるのか?

彼らの奮闘を前に、人々は
何を思い、どう行動するのか?

そしてエレンの真意は?

様々な考察がリアルに世界中で
行われましたが、遂に答えが
明らかに……!

結末に辿り着くまで
アルミン・ミカサたちは

クライマックスに相応しい、
絶体絶命のピンチの
連続です。

特に司令役のアルミンは
指示を出す前にある巨人に
攫われてしまうのですが

散々みんなで探して、
連れ去ったのは見た目に
緊張感を欠く奴という……。

今に始まったことじゃないですが
緩急の「急」しかない展開の中で

時々挟まれる「緩」の
シュールな味わい……。

 息をつく間もない読者を
突然笑わせにくるのは一種の
拷問では?(大絶賛)

読者の脳は大混乱だよ!

例:

カッコ良く大見得切った直後
「ちょっと邪魔!!」呼ばわり
されるミカサ……。

来てくれて助かったけど……!!

ライナーと母親との感動の再会の
背景で、ガビとファルコは
何やってんだ!?

ヒストリアからの手紙を
手にしてるライナーの
絶妙なキモ顔と

それ見てるアルミンの
何とも言えない顔……。

気持ち悪いと率直にツッコんで
くれるジャンは親切です。

横のピークも引いてない?

希少なギャグはともかく
真面目な話、このシーン
大好きです。

 ライナー「……まだ
勝てると思うか?」

ジャン「でも……せめて
死ぬところまで足掻いて
みようぜ

俺達は往生際の悪い
調査兵団だからな……」

いいよね男の友情……!!
(萌え転がりながら)

ジャンの男前度は
天井知らずです。

カッコいいこと言ってるけど
顔は明らかにビビってるのもいい。

ミカサにエレンが言った
「ずっとおまえが嫌いだった」の
真意も明らかになります。

まぁそうだろうよ、という理由
でしたがぶっちゃけすぎだろ
エレン……。

 折角だから続きます。