昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

日丸屋秀和『ヘタリア』その4(5巻感想)

『World Stars』第5巻
発売中!!&アニメも配信中です!!

EDの謎ダンスはクセになります。

5巻表紙はスペイン&ロマーノ

ロマーノなんて顔してんだと
思ったら……。
(カバー下に答えがあります)

擬人化・擬猫化しただけで
古今東西の神話から古代~近現代史
偉人の伝記や現在の世界情勢、
ちょっとしたカルチャーギャップまで

簡単に説明できるのは
毎度ながらすごい……。

発想も勿論ですが
キャラ立ち、関係性などが
絶妙に配置されてるって
ことでしょうね。

151話の「よそんちで出て来る
自分ちの料理おかしすぎる問題」
会議中に

イタリア料理と称する
ニュージーランドの動画を
見たイタリア→

「さーて帰って
馬車馬のように働くぞー!」

ドイツ「イタリアがショックの
あまりおかしくなったではないか!」

イタリアが馬車馬のように
働く決意ってドゥーチェ以来では?
ニュージーさんすげぇ……。

個人的にプロイセンの昔話に
ロマーノが厨二心を
くすぐられまくる154話が
ツボでした。

ドイツ語カッコいいからね……。

ロマーノはドイツは
嫌いなのにプロイセン
そうでもないのか……。

関係ないけどドラゴン騎士団
『乙女戦争』に登場した皇帝と
バルバラ皇后様が設立したもの。

漫画同士で知識が繋がると
感慨深いものがあります。

156話では18世紀の
フランスのファッションの
移り変わりが、(学びに来た)
プロイセンとロシアの視点で
描かれます。

フランス「かっこいい軍服は
気分を高揚させる!」

フランス革命で貴族趣味が
疎まれ、ラフな方向へ。

フランス軍弱体化。

ナポレオン「俺は服に
金をかける国が好きだ!」

→強くカッコいいフランス復活。
これでだいたい合ってるという……。

 158話はナポレオンの出生
~フランス人であることを
受け入れるまでが描かれます。

(※ナポレオンの出生地
コルシカ島は元ジェノバ領)

リアルだと色んな国の
あれやこれやが心配になる
今日この頃ですが

作中のみんなのほのぼの
仲良しで癒されましょう♪