昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(考察)鬼滅は何故こんなにもハマるのか?

先日聖闘士星矢をスタイリッシュに
したのがBLEACHと冗談半分に
書いたらふと

(では『BLEACH』を泥くさくしたら
『星矢』……いや『鬼滅』じゃね!?)

と思ったのでその説をひっそりと
唱えてみます。

泥くさくと言うと語弊がありますが
昭和の頃と比べると、漫画は
絵も話も格段に洗練されました。

そして時代に合わなくなったり、
ベタになりすぎた要素は当然
廃れていきます。

しかし『鬼滅』は、その捨てられた
泥くさい要素を沢山含んでいます。

ストレートなまでの家族愛、
汗と泥にまみれた特訓、
気合と根性……。

そして展開の早さ。

平成~令和に蘇った
昭和の熱血ド根性漫画を、

昭和生まれは懐かしく、
平成生まれは新鮮に感じた
一面もあると思います。

勿論、古い要素ばかりでなく
今時の漫画の持つ特性の

造り込まれた設定とストーリー、
細やかな心理描写も併せ持って
います。

つまり昭和と平成の漫画の
美味しいとこ取り。

しかも何度も書いてますが

・関係性の巧みさ

・初対面と二度目以降の
キャラの印象を大きく変えて
読者の注意を引きつける

独特のキャラメイクの巧さも
『鬼滅』の特徴。

あと3作の特性として

主人公たちより、途中で登場する
ある組織に所属する、全員が
大将クラスの強さを持つ集団の
人気が高いというのがあります。

黄金聖闘士、護廷13隊、柱……。

格上の強さや能力持ちが前提で、
そこまで出番が多くないため
極端なキャラメイクができる
からでしょうか。

敵味方を問わず、
これだけの数の魅力ある
脇役が出てきてる時点で

長期連載=人気作の証でも
ありますね。

ちなみに黄金聖闘士(12人)
護廷13隊(27人)、

柱は9人なので、裏切り展開
やるには人数が足りないと
思ってたら兄上が四百年前に……。

更に全23巻完結という
短さも強み。

あまりに大量にコミックスが
出てると、揃えるのも大変
ですからね。

コロナで皆が娯楽を求めたとか
外的要因もあるでしょうが

折角のお祭り、乗らない手は
ありません。

存分に楽しみましょう♪

炎 (期間生産限定盤) (特典なし)

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  • アーティスト:LiSA
  • 発売日: 2020/10/14
  • メディア: CD