昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

高橋よしひろ『銀牙ー流れ星銀ー』その4

ベンにスナイパーが襲い掛かった時、
たまたまハイエナが目撃していました。

序盤ではスナイパーの腰巾着で
決して凛々しい戦士とは言えませんでしたが
この時は男を見せ、ベンを救います。

 その頃本隊では、スミスが負傷したのを皮切りに
赤目の部下の陣内や霧風など、名ありのキャラに
犠牲者が出始めます。

赤カブトに辿り着くまで、その部下
約50匹と戦わなくてはなりません。

そして赤カブト側近「片腕のモサ」と相打つ、
紅桜の奮闘と最期は涙なしには語れません……!

紅桜「案ずるなモス! 血まようほど
オレの体に血は残ってはおらん……」

重傷を負い、死に花咲かせる覚悟を決めた男の言葉は
重みが違う……!!

救けに来た銀たちを拒み、紅桜はモサを道連れに
沼の底へ沈んだまま、再び浮かび上がることなく……。

ジョン「あんなヤツ……あんなバカなヤツ
オレはいままで見たことがねえ……」

普段クールなジョンが泣いてるのも
また胸にきます。

そして遂に赤カブトとの最終決戦へ!!

ベンを囮にしての、記憶が戻ったリキと銀との
親子タッグに心が躍る!!

ベンを守るために甲斐兄弟の赤虎が
赤カブトに特攻、命と引き換えに視界を
完全に奪って勝機を引き寄せます。

そこにスミスに導かれた竹田のじっさまが登場。
遂にリキ・銀・じっさまが揃って
赤カブトとの因縁の対決に終止符を打ちます。

とどめはリキが銀に伝授した「絶・天狼抜刀牙」

記憶が戻ったリキはやっと銀を息子と呼ぶのですが
その期間はあまりに短すぎました。

倒れたはずの赤カブトが起き上がり、
リキとじっさまに襲いかかり……。

最後は銀が再び抜刀牙で
赤カブトの首を飛ばします。

リキは「奴らに知られないよう、二度と
抜刀牙を使ってはならない」と言い遺して死亡。

じっさまはこの二子峠を犬の解放区にすると
駆けつけた大輔や秀俊、村長代理に宣言します。

(地主だったんだ……)

そして銀が新たなボスとなりますが
今度は抜刀牙を使う狼たちと戦うことになるのでした。

銀牙 真・外伝』には紅桜と甲斐三兄弟の
スピンオフが収録されてますよ。

銀牙―流れ星 銀― 真・外伝 第1巻

銀牙―流れ星 銀― 真・外伝 第1巻

 

 

銀牙―流れ星 銀― 真・外伝 第2巻

銀牙―流れ星 銀― 真・外伝 第2巻