昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『仮面ライダーエグゼイド』檀正宗

 本日6月3日は絶版おじさんこと
檀正宗=仮面ライダークロノスを演じた
貴水博之さんのお誕生日です。めでたい!!

簡単に解説すると、檀正宗は作中に登場する
ゲーム会社「ゲンムコーポレーション」の
初代社長。

全ての元凶である仮面ライダーゲンムこと
檀黎斗(だん・くろと)の父親です。

初登場は12話。息子のしでかしたバイオテロ
罪を被せられて逮捕され、会社も奪われた
気の毒な父親という印象でした。

後に黎斗が犯人だと真相が明らかになった
ことで、32話で釈放されます。

その頃本編はライダーVSバグスター(怪人)で
盛り上がっており、毎週クライマックスの様相。

戦いのさなか突如現れたクロノスは、ライダーたちが
苦戦していた厄介な敵・ラヴリカを一撃で葬ると

ライダー・バグスター双方を鎧袖一触、
圧倒的な強さでラスボスとして君臨します。

更にライダー側から「失った恋人を生き返らせる」
条件で2号ライダーの鏡飛彩を引き抜き、

消滅した4号ライダー、九条貴利矢を復活させて
それが可能であることを証明します。

時を止めるという最強クラスの能力
+主人公にとって大切な二人が敵に加担で
ライダー側は大ピンチに。

 クロノスの圧倒的な強さと存在感、
檀正宗の策士ぶりや傲慢さに
貴水さん本人のお茶目な可愛らしさがプラスされて
強烈なキャラになっていました。

しかし正宗の最大のミスは息子・黎斗の扱い。

『エグゼイド』は本来、敵も味方も(正宗の会社の)
ゲームがモチーフなので、商品としか
見ていないという意味で

正宗は常にゲーム名で相手を呼び、そのため
倒す時に「絶版だァ」と言っているのですが

息子まで商品名で呼んだことは
プライドをいたく傷つけました。

正宗「私が世界のルールだァァ」
黎斗「私が神だァァァァ!!!!」

まさに「この親にしてこの子あり」な親子ゲンカです。

強さも知略もチートなのに、自分の詰めの甘さで
大ピンチになる→でも決して諦めないしぶとさも
この親子はそっくりなのでした。

続きはまた近いうちに。

仮面ライダーエグゼイド TVサウンドトラック (AL3枚組+玩具付き)

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