昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

許斐剛『テニスの王子様』その2

テニプリの魅力の一つは濃いキャラクターたち。

今もバレンタインの時期にはキャラごとに
届く大量のチョコのニュースが
巷を騒がせています。

跡部に至っては誕生日ごとにグッズが
出たり、企業コラボもありました。
(例:森永ダース)

まだ連載中なのに既に伝説のキャラになってます。

キャラ単体としても皆イケメンで、髪型や口癖、
テニススタイルなど全てにおいて
強烈な個性が乱舞しているのに

これにプラスして「関係性」の
巧みさまで備えているのだから
もう無敵ですよ。

スポーツものの美味しいところは、
試合中はライバルとして火花を散らしても

試合が終わると仲良しの友達・先輩後輩
だったりと二重の関係性が味わえること。

青学で言うと、コートではレギュラーを争う
相手でも乾が何かと海堂の面倒を見たり

逆に普段は仲の悪い海堂と桃城の二人が
テニスに関しては助け合うことがあったり。

他校との試合外のエピソードでは

六角&青学で海に行った「ビーチバレーの
王子様」

青学・六角・氷帝・比嘉・四天宝寺と全国大会
出場チームが参加した「焼肉の王子様」共に
カオスすぎて開いた口が塞がらない回です……。

キャラ立ちがいいからこそ、他校含めて大人数が
一緒に行動してなお個性が際立ちます。

学校ごとの特色の持たせ方も素晴らしいですね。

私は立海の真田推しなんですが、
15歳どころか+10歳でも足りない
レベルの老成っぷりと

あれだけ偉そうなのに「副部長」で
優男の雪村の方が立場が上なのもまたいい。

しかもチームメイトが赤也・仁王・ブン太と
問題児だらけなので真田が厳しくても
読者が当然だと思ってしまう絶妙な
キャラ配置。

極端なキャラ付けだからこそ
テニミュの曲が昔のアニソンのような
「特徴とか技名をそのまま歌詞に並べる」
タイプになるのかも。

テニニュといえば真田を演じていた兼崎健太郎さんが
現在『仮面ライダージオウ』でスウォルツ役ですね。
まだ若いのにあの貫禄は一体どこから……。

まだまだ語り切れないので、そのうちまた。

ミュージカル「テニスの王子様」Absolute King 立海 feat.六角~Second Service

ミュージカル「テニスの王子様」Absolute King 立海 feat.六角~Second Service