昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

澤井啓夫『ボボボーボ・ボーボボ』

ボボボーボ・ボーボボ(00~)
全ての人間を丸刈りにしようと企む
マルガリータ帝国と戦う鼻毛真拳使い、
ボーボボとその仲間たちの戦いを描く
勢いまかせのシュールギャグ漫画です。

略称は『ボーボボ
03年にアニメ化されました。

ストーリー構成:浦沢義雄

行先不明の暴走特急にロケット燃料を
詰む所業……!!

アニメは当時PTAから敵視されたようです。

原作知っててもわけがわからないマンガなのに
予備知識なしでは、理解できないを通り越して
恐怖だったのかも……。

子供たちは深く考えず、勢いと
鼻毛やらオナラやらで笑っていたことでしょう。

序盤、マルガリータ帝国の毛刈り隊に
髪を刈られようとしていたヒロインの少女・
ビュティをボーボボが助け、一緒に旅に出ます。

各地に敵の拠点があり、出くわしたり
襲撃する形で各ブロックの毛刈り隊と対決。

ボーボボと仲間たちが勝利するごとに
隊長→幹部→四天王と強敵が現れます。

使う「拳法」が鼻毛やオナラだったり
意味不明なシュールギャグ、
勢い任せのパロディが入るのを除けば
普通に格闘モノのセオリーを踏んでいます。

(そもそもパロディ元がドラゴンボール
男塾、北斗の拳などの格闘モノが多い)

金髪の巨大アフロ頭の主人公も珍しいですが
ギャグのたびにぱっくり割れて
中で妙なキャラが小芝居する舞台装置でも
あります。

あとヒロイン・ビュティのツッコミがないと
皆ボケっぱなしで収集がつかない。

仲間たちもまた変なキャラ揃いで
ボーボボとは一番の相棒である
見た目がとんがってる首領(ドン)パッチや

元は敵だったところ天の助、

オナラ神拳使いのへっぽこ丸
(通称へっくん)
カギ神拳使いで首領パッチ
慕う破天荒、

バビロン真拳使いのソフトンなど
皆個性的……いや、ハジケまくっています。

そもそもハジケリストって何?
とか細かいことは気にしない。

ただ勢いに身をゆだねて楽しめばいい!!
そんなマンガです。

DEATH NOTEとのコラボは声出して笑いました。
あんなの反則……!!

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