服部昇大『映画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』その30(12巻感想4)
4本目は
『生きる』
冒頭、何故かジョギング中の
部長&映子ちゃん。
「これくらいで
バテていてどうする!
文化部といえど
体が資本!」
何故か2人の前を
走っているのは
演劇部の部長、
初台さん。
以前にも何度か
登場しています。
(初登場は6巻
8本目)
実は彼女の今回の
依頼は
「なんと私は今……
盛大なスランプ
なんだ!!」
ジャージ脱いで
決めポーズで言う
台詞か……。
初台「実は新作の
演劇の役作りに
悩んでいてね……」
今回、演劇部が挑戦する
ジャンルはいわゆる
「余命モノ」
※病気などで命の
期限が迫っている人の
物語は、いつの世も
流行るものです。
そして初台さんが
演じる予定のキャラは
「無口で地味な男」
「だって私は自慢じゃ
ないが 今までの人生……
何をやっても注目の的!
何もしなくても人気者!」
というわけで
「この役を演じるコツを
君達に聞きたくてね」
そして映子ちゃんの
プレゼンはまさかの
黒澤明の名作映画
『生きる』
あまりに意外な答えに
白目になる部長。
部長
「お前の事だ
騙されんぞ!
どうせ実は珍妙な
……別の映画なんだろ!?」
念押ししますが
本当に本物の
黒澤映画。
部長
「お前……そんな
ど真ん中の名作を
このマンガで扱ったら
……
怒られるぞ(?)
ちゃんとした
映画ファンに!?」
ビビり散らす部長
ですが、映子ちゃんは
曇りなき眼で『生きる』の
あらすじを紹介します。
何だかんだ言いつつ
観てないのか部長……。
要約すると、市役所
勤めの真面目な男が
ある日ガンで余命宣告
され、絶望するも
やがて生きる意味を
考えはじめる……。
もはや古典の域の
名作映画の一つで、
主役を演じるのは名優
志村喬(たかし)。
ここまでは真面目な
話だったのに
映子
「この志村喬が
どうやって無口な
男を演じたと思います?」
→見事な顔芸で、と
主張する映子ちゃん。
いやまぁ台詞が
ないなら、そうするしか
ないんだろうけども……!
そして初台さんは
「勉強になった」と
顔芸を参考に新たな
演技を身につけました。
めでたしめでたし……?
続きはまた後日。
「命短し恋せよ乙女♪」の
歌でも有名ですよね
この映画……。
