昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

榛野なな恵『Papa told me』その36(ココハナ版5巻「サンタステーション」)

イブなのでクリスマス
話を。

この回は知世ちゃんでなく
ゲストキャラの「襟子」
(えりこ)ちゃんが主役。
中学生のようです。

冒頭の2ページで

・襟子ちゃんの両親は
一年前に離婚していて、
新たな母と幼い連れ子
たちが家族になったこと。

・時折訪れる祖母は
仕事熱心な前嫁より、
家庭的な今嫁が
お気に入りで

襟子ちゃんの前で
平然と実母がいかに
ダメだったか話します。

襟子ちゃんは実母が
大好きですが

そう主張することもできず、
笑顔でいることに疲れて
いる……。

という情報が読者に
伝えられます。

その頃、ドールハウス店の
店長の景一さんは
お隣の居酒屋さん夫婦との
会話の流れから

予定になかったクリスマスの
飾りつけをすることに。

ちょうどやって来た
知世ちゃんのアイデア
採用されて

皆で持ち寄った人形を
クリスマス仕様になった
ドールハウスの街に配置、
賑やかさを演出します。

イブの夕方、
襟子ちゃんは

「言うの忘れてたん
だけど……」と友達の
パーティに呼ばれていたと
告げて家を出ます。

もちろんそれは嘘で、
行く当てもなくさまよい
歩く彼女は

通りすがりに景一さんの
お店を見つけて、ショー
ウィンドウから眺めます。

景一さんが中で見ますかと
勧めるのを断って
近くのベンチに座ります。

暗くなってもいる彼女を
定食屋さん夫婦や
景一さんが心配して

景一さんが帰るように
促しますが

襟子
「帰りたいけど……
帰れない

もう私の家は
ないんです」

→二人で定食屋に移動。

お茶を出してもらって
襟子ちゃんが上記の
事情を語ります。

今まで溜め込んできた
胸の内を吐き出して

すっきりしたのか店内で
眠ってしまいます。

景一さんは机の上に
出してあった彼女の
スマホで実母へ連絡。

「サンタクロースから
電話がかかってきたの」

お母さんに起こされて
驚きながらも笑顔を
見せる襟子ちゃん。

ラストはドールハウス
見に来た知世ちゃんの
台詞を受けて

景一さんが神様へ

(今夜はこの地上に
ささやかな 幸福な
物語をたくさん
作ってください)

(メリークリスマス)

と願う優しいモノローグで
〆ます。

続きはまた後日。