昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『勇気爆発バーンブレイバーン』その3(第2話感想1)

第一話観た後の感想:

「シリアスな話の中に
独特なノリの勇者ロボを
混ぜることで生まれる
シュールな笑いがすごい」

第二話冒頭では

謎の敵の襲撃により
亡くなられた方々の葬儀と
並行して

多国籍軍のトップが揃って
会議(視聴者に現状説明も
兼ねている)

ブレイバーンもその場にいて
宣言します。

「この星は危機に瀕している、
私が救いに来た!」

頼もしい味方のはずが
なんだか引き気味の人々……。

ブレイバーン「ところで
イサミはどうした?」

→拷問中でした。

イサミ視点だと
爆撃で死ぬ直前、謎の
巨大ロボに助けられ、

ロボに言われるまま
一緒に戦って大勢の
人々を救ったら

敵のスパイ扱いで、何も
知らないと言ってるのに
延々と拷問が続く……。

あんまりな話ですが
上層部視点だと

敵の手がかりが
欲しいが、何もない。

あの場で最も状況に適応
していたイサミが何か
知ってるに違いない、と

どんな手段を用いても
情報を引き出したいと
判断してもおかしくは
ありません。

拷問官……じゃなく
おそらく尋問のプロであろう
チョーさん演じるおじさんの
口調がめっちゃ怖い。

淡々と、茶目っ気さえ
感じるあたりが余計に怖い。

この時点まで私の感想は

(突然リアル世界に勇者ロボが
現れたら、普通警戒するよね……
素直に受け入れられるまで
時間がかかるのかも)

その頃、ブレイバーンは
提督たちに「敵の正体と
名前と目的」などを質問
されて答えていましたが

中にはアレをアメリカの
仕業と考えていたり、
ブレイバーンに武器を
向ける兵士たちも……。

ブレイバーンは人々の反発、
不信も受け入れていて

「人類が一丸にならなければ
奴らに勝てない」

「私は味方だ、
信じてほしい」

と、真摯に訴えます。

こう書くとカッコいい
勇者ロボなんだけどな……
(嘘は言ってない)

しかし最大の問題は
一見、質疑応答に真面目に
応じてるはずなのに

同時進行で(むしろそっちを
優先的に)イサミ愛を
熱く語るブレイバーン。

気持ち悪いよお前。
(大絶賛)

軍のトップたちが
何とも言えない顔をしてる
のが、じわじわきます。

続きます。