昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

服部昇大『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』その14(10巻感想3)

8本目の映画は
「グッドバイ、
バッドマガジンズ」

部室を掃除中の部長が
いつから置いてあるのかも
わからない段ボールを開けると
大量のエロ本が……。

部長「しょうもない
物を…… 昔のどっかの
部がここに溜め込んで
たのか……?」

突然のエロ本供給に
引き気味の部長。

本当に男子高校生?
(偏見)

映子「まぁ エッチな本で
ありまするね」

部長「ち……違うぞ邦キチ!
これはだな……」

映子ちゃんに見つかって
焦りまくったため

かえって派手にぶちまけて
しまい、大惨事はお約束。

映子「私も以前から
部長は真面目すぎて
息が詰まるのではと
思ってたので

スケベで安心しました!」

そんないい笑顔で……。

このエピソードは
今回紹介する映画が

エロ本作りに携わる
雑誌編集者の人々の話なので
その前フリに過ぎませんが

仲いいな……!!

なお映画自体のエロ描写は
少なめなようです。

舞台が中小出版社で
エロとBLが柱とか
なんか……わかる……。

(BL雑誌の出版社の
名前を思い浮かべつつ)

妙に個性的な編集者たちの
間で、新人の女性主人公が
成長していくという

「お仕事モノ」の
王道は踏まえている
ようです。

しかしエロ雑誌業界は
減る一方の需要に
ジリ貧の状態で……。

映子「でもこういう
仕事って世の中に
沢山あると思うの
ですよ 実は!

本来ならスポットも
当たらない
素晴らしいとも
思われないような……」

「つまりこれは
逆キラキラ映画
なのですよ!」

まぁ……そういう
映画もあっていいとは
思いますよ……
(観たいとは言ってない)

ところで今回、
さりげなく部長の
エロ供給源はネットだと
訊き出す映子ちゃん。

策士よのう……。

映子「わたしもこの機会に
『日本エロ本全史』を
読んでみたのですが

いや~歴史がありまするよ
エロ雑誌は」

部長「いや 女子高生が
読むな そんな本!!」

私も気になる、その本……。

9本目は『U.F.O仮面
ヤキソバン 怒りの
あげ玉ボンバー』

懐かしい……と
思った人はアラフォー以上。

ああいうインパクト抜群の
CM、平成初期には多かった気が。

続きます。