昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

久井諒子『ダンジョン飯』その12(13巻感想2)

主人公たちがラスボスに
丸呑みされたのに、

次の回ではそのラスボス・
翼獅子がいかにして誕生
したかという話にまるまる
一話費やされます。

連載で追ってた人たちは
二か月やきもきしてた
のか……。

生物の「腹が減った」という
欲望に応えていたら
その欲望自体が美味い
ことに気づく→

普通の生物より人間の
欲望の方が面白いと
わかったが、

欲望を叶え続けてやったのに
人は破滅するわ、自分は
何故か封印されて……と

翼獅子を理解するのに
なくてはならない回です。

そしていよいよライオスと
翼獅子が対峙。

ライオスの翼獅子を
倒すアイデア

「一旦自分が迷宮の主に
なる」=大した欲がない
から大丈夫。

イヅツミ「お前も
変な服着てパッパラパーに
なるのがオチだろ!」

マルシル「おい」

(ライオスにまで
変な服と言われて)

「これそんなにダメ!?
結構可愛くない!?」

気にするマルシルが
可愛いけど今はそんな
場合じゃない……。

うまくいかなかった場合に
備えて、ライオスは皆に
前もって指示。

まだ持ってたんだ
「迷宮グルメガイド」。

そして翼獅子はそんなに
甘い相手なはずもなく

自分の真の欲望を
見透かされていて……。

実は9巻でライオスが
サキュバスの虜になった時、

(獲物が抵抗できないよう
超絶好みの姿で現れる)

上半身はマルシルの容姿で
下半身は多頭の獣
=スキュラが登場。

これも伏線だったん
ですね。

詳細はあえて言いませんが
翼獅子は自分を食べるよう
ライオスに迫り……。

ライオスの様子がおかしいと
即座に首を刎ねるイヅツミ。

どんなに強く頼まれても
他の三人には絶対できない
ことだから……。

センシ「み み 見ろ!!
ライオスが」

ライオスは首を拾って
平然と復活。

後ずさる仲間たちに

ライオス「おーい
どうした 俺だよ
ライオスだよ」

マルシル「信じるわけ
ないでしょ 首を落した
後で!!」

偽ライオスは孤立。

なんだかんだ有能なんだよな
ライオスって……。

偽ライオスは彼らを
元の空間に放り出し、
自分も大勢いる場に
紛れてしまいます。

しかしミスルンに見つかり……。

続きはまた後日。