主人公たちがラスボスに
丸呑みされたのに、
次の回ではそのラスボス・
翼獅子がいかにして誕生
したかという話にまるまる
一話費やされます。
連載で追ってた人たちは
二か月やきもきしてた
のか……。
生物の「腹が減った」という
欲望に応えていたら
その欲望自体が美味い
ことに気づく→
普通の生物より人間の
欲望の方が面白いと
わかったが、
欲望を叶え続けてやったのに
人は破滅するわ、自分は
何故か封印されて……と
翼獅子を理解するのに
なくてはならない回です。
そしていよいよライオスと
翼獅子が対峙。
ライオスの翼獅子を
倒すアイデアは
「一旦自分が迷宮の主に
なる」=大した欲がない
から大丈夫。
イヅツミ「お前も
変な服着てパッパラパーに
なるのがオチだろ!」
マルシル「おい」
(ライオスにまで
変な服と言われて)
「これそんなにダメ!?
結構可愛くない!?」
気にするマルシルが
可愛いけど今はそんな
場合じゃない……。
うまくいかなかった場合に
備えて、ライオスは皆に
前もって指示。
まだ持ってたんだ
「迷宮グルメガイド」。
そして翼獅子はそんなに
甘い相手なはずもなく
自分の真の欲望を
見透かされていて……。
実は9巻でライオスが
サキュバスの虜になった時、
(獲物が抵抗できないよう
超絶好みの姿で現れる)
上半身はマルシルの容姿で
下半身は多頭の獣
=スキュラが登場。
これも伏線だったん
ですね。
詳細はあえて言いませんが
翼獅子は自分を食べるよう
ライオスに迫り……。
ライオスの様子がおかしいと
即座に首を刎ねるイヅツミ。
どんなに強く頼まれても
他の三人には絶対できない
ことだから……。
センシ「み み 見ろ!!
ライオスが」
ライオスは首を拾って
平然と復活。
後ずさる仲間たちに
ライオス「おーい
どうした 俺だよ
ライオスだよ」
マルシル「信じるわけ
ないでしょ 首を落した
後で!!」
偽ライオスは孤立。
なんだかんだ有能なんだよな
ライオスって……。
偽ライオスは彼らを
元の空間に放り出し、
自分も大勢いる場に
紛れてしまいます。
しかしミスルンに見つかり……。
続きはまた後日。