昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

九井諒子『ダンジョン飯』(12巻感想)

第12巻、発売中です!!

そして祝!TVアニメ化!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

今までのあらすじ:

ラスボスと思われていた
迷宮の主「狂乱の魔術師」を
倒したと思ったら

元凶は欲望を喰らう悪魔
「翼獅子」だった。

主人公が序盤で何気なく
拾ったアイテムが切り札に
なるパターンは多いですが、
ラスボスになるのは結構新鮮。

エルフ集団カナリア隊に
追い詰められたマルシルは

自分と仲間の身を守るため、
翼獅子の封印を解いて
新たな迷宮の主に……

12巻冒頭では

(10巻で下層に落下した)
シュロー、リン、フラメラの
3人がオークの群れに捕え
られていると

フラメラへ通信が入り、
狂乱の魔術師がライオスに
倒されたらしいと
告げられます。

シュローとリンとオークが
同時にライオスの名前を
叫んだことで顔見知りと判明。

直後、地下がせり上がって
下層の魔物たちまで
現れたりと大混乱。

(新たな主を迎えた
迷宮は形が変わる)

後発のカナリア隊はライオスが
新たな迷宮の主になったと
結論付け、討伐を宣言します。

(お前たちの知るライオスは)

副長「戯れに魔物を作り出したり
人を魔物に変えたりしないと
言えるかね」

タンス、ナマリ、
シュロー、マイヅル
(言えない!!)

4人の脳裏に浮かぶ
ガンギマリ顔のライオスが
彼らがライオスをどう思ってるか
よく伝わります。

しかしオークをはじめとして
ライオスを直に知る人々は
口々に彼を信じると宣言
するのだった。

こう書くといい話なのにな……。

何故か食べ物の話に逸れるのが
ものすごくこの作品らしい。

ナマリ・シュロー・オーク
(族長妹)はライオスたちの
もとへ走ります。

ライオスたちはマルシルと
合流したいのに
カナリア隊の巨大な使い魔に
阻まれたりとうまくいきません。

一方、翼獅子にそそのかされた
マルシルは黒い衣装を身に
纏い、自分で作った魔物
たちを迷宮に放ちます。

センスがあまりにも
アレなので、翼獅子が
魔物に詳しいライオスも
確保したい気持ちはわかる……。

続きます。