昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

泥ノ田犬彦『君と宇宙を歩くために』その2(1巻感想2)

宇野くんの返事&
お姉さんの解説→

宇野くんは名前を知らない
人と話すのが苦手なので
先生にお願いして

写真名簿を見せて
もらって覚えたそう。

小林「変なんだか
スゲーんだか……」

(この後、小林くんの家と
母親が登場します。

悪い人じゃないけど
小林くんがこうなってる
理由がよくわかる……)

翌朝、学校で小林くんの
幼馴染みの朔が宇野くんに
話しかけます。

大声で呼びかけられ、
椅子と床の擦れる音に
固まる宇野くんに

朔「宇野ちゃんって
バカぁ?」

宇野くんの胸ポケットの
ノートを勝手に取り出して
中を見たりとやりたい放題。

(逃げる宇野くん)

朔「朝起きたら布団を
たたむ!?幼稚園児じゃ
ねぇんだからさ

こーゆーの全部書いて
あんの~!?
ウケる~!!」

挙句にその場にポイ捨て……。

小林くんが苦言を呈しても無視。

朔に先に帰るように言って
宇野くんを探しに行く
小林くん。

どこにもいないので
一旦教室に戻ったら
宇野くんは

ゴミ箱の中身を床に
ブチまけていた……。

ノートを返す小林くん。

一緒に帰ることになり、
小林くんはトイレを借りる
ために宇野家に寄ります。

お礼を言いにいくと
宇野くんは泣いていました。

小林くんがノートの中を
偶然見た時の記述は

「悔しくても
泣くのは家に
帰ってからにする」

小林(なんで
なんで俺が
泣きそうなんだよ)

この後、何故メモしてるのか
小林くんが訊いてみると

記憶することは
得意だけど、

マルチタスク
臨機応変は苦手と
いう宇野くん。

宇野「わからないことが
ある時は一人で
宇宙に浮いてるみたいです」

「上手にまっすぐ
歩けない」

「それを笑われたり
怒られたりすると
怖くて恥ずかしい
気持ちになります」

バイト先でのことを
思い出して共感する
小林くん。

宇野「でも僕は
宇宙を歩きたい!」

「だからテザーを
作りました!」

テザーとは宇宙飛行士が
宇宙空間で使用する
命綱のこと。

ノートは命綱だと
語る宇野くんに

小林(すげーな
宇野って
すげー……)

ネタバレになりますが
この二人が互いの
「命綱」になるのが
尊いんだ……!!!!

続きはまた近いうちに。