昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

西修『魔入りました!入間くん』その50(33巻感想4)

292話冒頭では
新たな魔王候補を
皆で育てるという

TS(トリックスター)計画が
三傑により発表されます。

三傑の傍にはそれぞれ孫が
立ってるわけで、彼らが
最有力候補だと印象付けて
るんですね。

サリバンは更に魔王
デルキラの発言を
つけくわえます。

デルキラ「変化を恐れるな
悪魔だったら欲張らなきゃよ」

サリバンは「魔界は生まれ
変わる」とTS計画発足を
宣言。会場を沸かせます。

アズくんの嬉しそうな顔がいい……。

そしてパーティもここから本番。

ダンスのためのピアノを
弾いているのはカルエゴ先生。

(仮面をしてるが入間くんは
音で気づく)

その手があったか……ッ!!!!

・派手な衣装を着る必要がない。

・ダンスも談笑もしなくていい。

・自分は注目されずに周囲を
観察することができる。

華やかな衣装とかダンスとか
見たかったのに……ッ!!!
(泣きながら床を叩く)

でもあの姿も素敵!

意味ありげに兄ナルニア
視線を交わすカルエゴ先生。

しかし音楽が流れている間は
ダンスタイムなわけで
ここからはちょっと和み。

入間くんとアメリのダンスシーン。

アムリリス&アズくんの
親子ダンスも楽しそうで
ほっこり……。

ところが途中で

レイヂ「パートナー交代だ
よろしいな レディ」

ラズベリィ「こ~んち
ジェントル~!」

アメリと入間くんは
離れ離れに。

ダンスの間は相手と密談
できるという事情からですが

世間知らずな入間くんに
情報を伝えず、蚊帳の外に
置くのは簡単だろうに

ラズベリィ「品定めはもう
はじまってるよ」

「裏を返せば ここに
いるのはみ~んな魔王の
未来の部下候補ってこと!」

(読者に説明というメタ的な
部分もあるにしても)

レイヂ「己の野望のため
全力で足をひっぱり合おう
ではないか諸君」

いいキャラですよねこの二人。

入間くんとのダンスを
邪魔されて不満を露わに
していたアメリ

(私の父とのコネが欲しいんだろ?と
率直に尋ねたら、素で返される)

レイヂ「同じ位階のよしみで
激励にきただけだが?」

アメリ「おかしなヤツめ!!」

この台詞は好感度髙いですよ。

続きはまた後日。