19話は「プロイツェンの陰謀」
今回は帝国側がメインで
バンたちの出番は少しだけ。
ダリル遺跡を目指して旅の
途中、雰囲気は至って和やか。
アーバインまで「皇帝の
葬式もあるし、帝国は
早々には動かないだろう」と
いう考えです。
(帝国側がゾイドイブの情報を
欲しがってると知ってる
ムンベイだけは焦りを見せる)
冒頭、監獄が襲撃され
ロッソが仲間たちから
助けられて脱獄に成功。
彼らは帝国に利用され、
使い捨てられた意趣返しにと
皇太子を誘拐し、身代金を
取ろうと計画します。
一方、十歳の皇太子ルドルフは
食事もそこそこに
(皇帝の死という重大事から)
「民の不安を取り除かなく
ては」と葬儀の演説を懸命に
考えていました。
胸元に首から下げているのは
ガイロス帝国の紋章入りの
指輪……。
帰国したプロイツェンは
プロイツェン「まだ信じられない。
陛下は父のような存在だった」
宮廷ではそんな発言をしながら、
裏でルドルフ暗殺計画を進めます。
プロイツェン「重要なのは
共和国の仕業に見せかける
ことだ」
彼の狙いはそれを口実に
再び共和国との戦争を
起こすこと。
部下のメッテルニヒはそのために
共和国製のコマンドウルフを
準備していました。
しかし奇しくも決行の日時が
被ってしまい、
片方は誘拐、片方は暗殺を
企んで動きます。
皇帝の葬儀のために皇太子が
城から出る直後を狙う予定
でしたが、
メッテルニヒ側が先に
ロッソたちを発見。
→気付いたロッソたちはわざと
アジトにおびき寄せようとするも
ロケットランチャーで爆撃
される。
咄嗟にゾイドに乗って無事だった
ロッソたちは、余計に連中の
邪魔をしてやろうと張り切ります。
コマンドウルフは爆撃され、
煙が上がったために
ルドルフは出発を見合わせ
ますが
城に直接ロッソと
ヴィオーラが乗り込んで
誘拐に成功。
メッテルニヒと部下たちは
ロッソたち共々ルドルフを
殺害しようとしますが
逃げられます。
報告を待っていたプロイツェンは
「ルドルフ殿下が誘拐された」
との通信で、部下の失敗を
悟るのでした。
続きはまた後日。