赤影が特異なのは、忍者キャラは
基本口元を隠してるタイプが多い
からだと思います。
例:『ビルドダイバーズ』アヤメ
『Gガンダム』シュヴァルツ
時代劇でも忍者や正体を隠して
行動したいキャラが、頭巾で頭と
口元を覆ってるのはお約束。
頭巾だと作画上、地味なデザインに
なるので口だけ覆ってるのかも。
忍属性以外だと
『セーラームーンR』月影の騎士
アレで目元まで隠したら月光仮面です。
変態仮面も覆ってるのは口元だけですが
あの格好見た人は思考停止してしまうので
どこを隠すとかそういう問題じゃない……。
何となくですが
アジア=口元を隠す
欧米=目元を隠す
イメージです。
口元は本当に覆って隠すのに対して、
仮面はあえて一か所目立たせることで
他の特徴を覚えづらくしてるのでは
ないでしょうか。
目元隠し派は
『怪傑ハリマオ』(60~)ハリマオ
サングラス+ターバンで正体を
隠しています。
『ラ・セーヌの星』(75~)シモーヌ
マスカレード風の仮面で「ラ・セーヌの星」
を名乗ります。
今更説明不要なほどメジャーな人物。
彼以降「謎の仮面の男」キャラが
サンライズ作品のお約束となったほど。
『サイバーフォーミュラ』(91~)
ナイト・シューマッハ
タイムボカンシリーズでは
ヤッターマン~イタダキマンまでの
ヒーロー及び三悪の大半が
顔を隠しています。
割合としては目元を隠す方が
多数派です。
サングラスや目元を覆うマスカレード風の
仮面は外国人キャラが多いですね。
逆に言えば、目元は隠してもいいけど、
口元は嫌なのかも。
アメコミのノリで作られた
『破裏拳(はりけん)ポリマー』(74~)
こちらも主人公・鎧武の正体は秘密。
ヘルメットで顔の大半を覆ってますが、
口元は見えてます。
『宇宙刑事ギャバン』のオマージュである
ロボコップも口元は開いてますね。
どこを隠すかに文化の差が出ると
いうのも面白いものです。