『忍風戦隊ハリケンジャー』（０２～）は
２６代目のスーパー戦隊。
疾風流（はやてりゅう）の３人の
忍者がハリケンジャーとなり、
宇宙からの侵略者、宇宙忍群・
ジャカンジャと忍者の究極奥義
通称「アレ」を巡って戦う物語です。
スーパー戦隊の１０年後を描く
『１０ YEARS AFTER』シリーズが
出来たのはこの作品がきっかけ。
途中、追加戦士としてゴウライジャーの
二人と、シュリケンジャーが登場
しますが、「ハリケンジャー」は
最後まで３人という珍しい戦隊。
第一話で疾風流の拠点である学校が
ジャカンジャの襲撃を受け、全滅。
サボっててその場に居合わせなかった
鷹介（ようすけ）・吼太（こうた）・
七海（ななみ）の落ちこぼれ三人が
消去法でハリケンジャーに選ばれます。
また、襲撃の際にハムスターの姿で
逃げ延びたものの、戻る呪文を忘れた
館長・日向無限斎と、
その娘でからくり（ロボ）担当の
陽気なおばちゃんのおぼろさんが
味方のメインキャラ。
また、ハリケンジャー３人がそれぞれ
普通に職業を持ってるのも特徴です。
紅一点の七海はスカウトされ、
演歌歌手に。
鷹介は派遣社員、吼太は訪問介護士と
職業持ち戦隊は同じ職場が多いので
バラバラなのは珍しい。
また、途中までライバルの迅雷流
（いかづちりゅう）の兄弟忍者、
ゴウライジャーも交えた
三つ巴の争いでしたが、
最終的に味方についてくれます。
一甲（いっこう）と一鍬（いっしゅう）の
二人が味方になる兄弟愛エピソードは
なんとも濃すぎて
（朝７時半から何を観てるんだろう……）と
いう気になりました。
敵キャラが味方につく場合、
ギャグエピソードが挟まれるのは
お約束ですが
キューピッド怪人の矢が当たって
七海に惚れてしまった一鍬が
「可愛い動物をプレゼントして
気を引いてみる」というアドバイスに
牛を連れてきたのが忘れられません。
兄者こと一甲役の白川裕二郎さんが
純烈メンバーになったので
『１０YEARS～』でネタにされてましたね。
シュリケンジャーに関しては
また後日。
