昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『超獣機神ダンクーガ』その3 結城沙羅

7月7日は『ダンクーガ』ヒロイン、結城沙羅
(ゆうき さら)の誕生日です。おめでとう!

記念に久々にダンクーガ話を。

80年代半ば、リアルでは女性の太眉メイクが
流行ってましたが、アニメで太眉のヒロインは
彼女くらいでは?

(あとは『Papa Told Me』の知世ちゃん)

赤毛の女性キャラは気が強いのは今なお続く
お約束。忍はよく引っぱたかれてました。

しかし男勝りであるほど、子供に向ける優しさや
赤くなったり困ったりする変化が可愛いものです。

沙羅の場合はシャピロへの愛も重要な要素。

元々シャピロは自分の能力を評価しない周囲に
苛立ちを隠しておらず、宇宙からの襲撃も
彼にとっては千載一遇のチャンスでした。

(彼女の機体を忍が撃ち落としたので
ついて行けなかった)

16話ではシャピロを試そうと白旗を持って近づく
沙羅を見て、グラスを落とすほど動揺したものの
殺そうとしています。

シャピロにすり寄っていた副官ルーナもその
反応に気づき、これ以降、沙羅に目をつけます。

24話では沙羅がシャピロのグラスを撃ち抜いて
「裏切り者の口に合うワインはないわ」と
逆にシャピロに狙いを定めますが、忍の乱入で
取り逃がします。

戦いの連続で、心身共に消耗した
沙羅が一時倒れたりもしましたが

遂に獣戦機隊はゾルバドス軍を地球から
撤退させることに成功します。

詳細は省きますが37話、

ギルドロームとルーナから裏切られ
全てを失なったシャピロが
最後に縋ったのは己の妄想しかなく

「私は神だ……!!」と発狂の高笑いが
誰もいない月基地に響きます。

(若本さんの熱演は必見です)

哀れな夢を終わらせたのは沙羅でした。

「バカだよ、あんた……」と泣き崩れる沙羅。
印象深名いシーンです。

 

ところで私は小学生の頃から

(ナポレオンを越えるとか神になるとか
言ってる男はどうかと思うよ沙羅……)と
ずっと思ってました。

ところが30年以上経って
「私は神だァァァ」と日常的に絶叫する黎斗神に
ハマるとは……人生何があるかわかりませんね。