昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『太陽の勇者 ファイバード』

『太陽の勇者 ファイバード』(91~)
ポンコツ寄りの天才科学者・天野博士が
世界平和のために作ったロボットたちに
宇宙からやって来たエネルギー生命体が宿り

地球侵略を企む悪のエネルギー体、
ドライアス一味と戦うロボットアニメです。

勇者シリーズ第二作目。

ファイバードこと主人公・火鳥勇太郎
(の中身)は宇宙エネルギー生命体なので

地球のことは何も知らず、天野博士と
孫のケンタとハルカなど様々な人との
交流によって少しずつ学んでいきます。

博士の観ている時代劇に影響され
戦闘中はべらんめぇ口調で喋りますが

普段は白衣と眼鏡が似合う、おっとり
優しいお兄さん。

当時「癒し系」という言葉はありません
でしたが、花が咲いたりと些細なことで大いに
感動する姿に毎週癒されていました。

(よく吹いてたから)オカリナ欲しかったな……。

ファイバードの仲間たちも同じように
地球に来た際、パトカーや救急車、消防車や
天野博士の作ったメカに宿っており、
それぞれ個性がありました。

火事を出した子供に説教しに来る消防車のガードファイヤーや
新入りなのに態度のでかい、ジェットヘリに宿った
ガードウイングは特に強烈なキャラでしたね。

天野博士を30億円強奪犯と疑っているため
初期は嫌味キャラだった佐津田(さつだ)刑事や

火鳥さんとフラグのあった美人女医・美子(よしこ)先生、

ファイバードに惚れているが白衣眼鏡の火鳥さんと
同一人物とは気づかなかった女子アナ・
山咲モモコとか人間キャラも印象深いです。

敵対するドライアス一味の悪の科学者
Dr.ジャンゴは天野博士の長年のライバル。

ドライアスとは手を組んでるだけで
主従でも何でもない関係は珍しい。

最終回、ボロボロになったファイバードたちに
大泣きし、お別れのシーンでまた泣いて、
戻ってきたシーンでまた泣くという……

シンプルで熱い、子供たちのための
名作です!!

ところで何故かこの当時のサンライズ作品は
最終決戦はギアナ高地がお約束でしたね。

太陽の勇者 ファイバード

太陽の勇者 ファイバード

 

 

太陽の勇者ファイバード オリジナルサウンドトラック Vol.2

太陽の勇者ファイバード オリジナルサウンドトラック Vol.2