昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

タイムボカンシリーズ その3 昭和を感じる小ネタ

タイムボカンシリーズはギャグアニメということもあり
当時の流行・世相がよく取り入れられました。

ヤッターマン』後期ED『ドロンボーのシラーケッ』

当時、『シラケ鳥飛んでゆく南の空へ~みじめみじめ♪」と
「シラケ」(=白ける)という言葉が流行った時期です。

マンガやアニメでも場が白けた時に
「しらーっ……」という書き文字出るのが
定番でした。

 「シラケ世代」と言う言葉もあり、学生運動
下火になった後、なんだか白けた、虚しさを抱えた世代と
いうことらしいです。

ゼンダマン』に登場する三悪側のマスコット、
猫のニャラポルタは当時大人気の
ジョン・トラポルタから。

オタスケマン』の悪役・オジャママンの新入り
イケメン、ゲキガスキーのテーマ曲が『ハレー彗星

76年周期で巡ってくるハレー彗星
1986年に地球に接近するので何かと話題に
上がることが多く、そういう歌が作られたのでしょう。

「ハレーハレー接近 異常接近 クララクラ♪」
クセになる曲です。

また『オタスケマン』前期EDの『アーウーオジャママン』の
歌詞にある

「アーウー ホーホーホ アーウー ホーホーホ」は
アーウーが大平総理(当時)、ホーホーホは福田赳夫前総理の口癖
から取ったものだそうです。(20・1・11訂正)

オタスケマン』では、ズッコけるシーンで
「ブレ~~~~!!」と叫んで両手の平を正面に向け
上を向くのがお決まりのポーズでした。

マンガの古典的な表現として「ズコー!!」と
叫びながら足を上げて倒れる表現は昔からありますが

「ここは笑うところですよ」という密かな指示を
出しているのが、すごく昭和らしさを感じます。

 

ところで幼稚園の頃、ハンカチをリボンの形に
折るのが流行っていて、みんな頭に当てて
タイムボカン

ませた子が胸に当て「ブラジャー」と言ってました。

まさか本当にタイムボカンのキャラの頭の突起が
ブラジャーだと知った時は驚きましたね。

キャラデザの天野さんは何を考えて頭に
ブラジャーを乗せようと思ったのか今でも知りたい。