昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『蒼穹のファフナー』その1

蒼穹のファフナー(04~)は突如現れた
謎の金色の生命体「フェストゥム」と人類が戦う
お話です。

第一話で主人公・真壁一騎(まかべ かずき)の
住む、瀬戸内っぽい昭和レトロな街並みの残る
「竜宮島」(たつみやじま)が

フェストゥムが襲来した途端、普通のおじさんや
おばちゃんたちが制服を着た軍人になって

島中に迎撃ミサイルやシールドが展開され、
島ごと移動を始めたのを見た時は

戦うひょっこりひょうたん島
という印象でした。
(正式名称は「移動要塞アルヴィス」)

キャラデザが『ガンダムSEED』の平井さんなので

ガンダムSEEDエヴァンゲリオン
とも当時言われました。

謎の生命体、ぴったりした戦闘スーツをまとう
細身の美少年美少女、難解な専門用語と
エヴァを思わせる設定が多いのは確かです。

でもエヴァなら……

次は誰が死ぬか、こんなに胃のねじれるような
思いはしない……!!!(絶叫)

最初に「このアニメ、内蔵に激烈悪いッ!!」と
思い知らされたのは第6話。

病弱で内気な少女・翔子がファフナーに搭乗、
フェストゥムと共に自爆します。

おっとりとした松来未祐さんボイスでの
「この島から出て行けぇぇぇぇぇ!!」の
絶叫は忘れられそうにない……。

これが最初の犠牲であって更に(以下略)
もう観ていて辛いのなんのって……。

それでも特別篇に劇場版、第二期、
更に今年の5月に新作が作られるんだから
私も含めてドMが世の中には多いということです
(暴言)

しかし普段が胃を痛めるほどにシリアスだからこそ

ヒロインの真矢(まや)のために仲間たちが
こぞってウソをつき、彼女を連れて行こうとする
人類軍所属の父親の狙いを台無しにする18話は

泣きながら満面の笑みを浮かべるという
自分でも気持ちの悪い顔になれます。

今までの積み重ねが最高の形で結実する
エピソードであると共に、

人類軍(=新国連)は滅んでいいんじゃないかなと
思わせる話でもありました。

フェストゥムより厄介なんだよアレ……。

続きはまた近いうちに。

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