体育の日も近いので、伝説の運動会話を。
『超人機メタルダー』(87~)は
第二次大戦中に作られ、封印されていた
「超人機メタルダー」が製作者の博士に
よって目覚め、ゴッドネロス率いる
ネロス帝国と戦うお話です。
序盤ものすごく渋いシリアス展開でしたが
時代が追いつかず、路線変更を余儀なくされました。
それを象徴するかのような23話が
ネロス帝国で運動会を開催するという
『トップは誰だ!?ピンからキリの大運動会』です。
ネロス帝国はヨロイ軍団、戦闘ロボット軍団、
モンスター軍団、機甲軍団の4つの軍団があるので
新たにチーム分けする必要はありません。
重そうな装甲の軍団員たちが走り回り、
特訓してる姿はなかなかにシュール。
(モンスター軍団はサボってましたが)
見直してみたら、「勝つためなら手段は選ばない」
タイプのクロスランダー一味が意外と
戦闘ロボット軍団のために奮闘してました。
地雷原の中を「気合だ気合だ気合だー!!」と
駆け抜けるヨロイ軍団タグスロン……。
ヨロイ軍団は唯一生身の人間でしょーー!!
22話で非業の死を遂げたブルチェックが
普通に参加してたのは感動台無しだよ!
(機甲軍団は量産型なので別の奴かも)
普段影の薄い機甲軍団に珍しく
スポットが当たってます。
というか飛ぶのアリなんだ……?
なおこの運動会、賞品はメタルダーと
戦う権利でした。
サブタイトルの「ピンからキリの~」は
挿入歌『ネロス帝国4軍団』で
「ピンからキリまで キリからピンまで♪」と
歌詞にあるからでしょうか。
ところでこの歌、モンスター軍団の部分
「プークプク ゲゲ」って何……?
路線変更したといえど、超シブいエピソードから
笑いあり涙あり感動あり、そんな
『メタルダー』が大好きです。
前々回の『スペース・スクワッド』ラストで
ヨロイ軍団凱聖クールギンの名前が
出た時は期待したんですけどねぇ……。
新作の敵ヴィランズは別作品のキャラでした。
いや諦めない!いつまでも待ってるから!