昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『秘石戦記ストーンバスター!』大神健

金木犀の香りがする季節になると
大神健くんのことを思い出します……。

野比呂士『秘石戦記ストーンバスター!』(94~)は
主人公・椿達比古が神秘の力を秘めた秘石・
「光の金剛石(ダイヤモンド)」を手にしてしまったために

幼馴染の朝比奈潤共々、秘石使い同士の戦いに
巻き込まれていくお話です。

序盤をすごく大雑把に言うと、オカルトな『タッチ』

ごく平凡な男子高校生・達比古とイケメン優等生
潤くん、ヒロインの小夜子の幼馴染トリオは
年頃になって互いの気持ちに気づき始めます。

達比古は潤にかなわないと思っていますが、
実は小夜子は達比古にひかれています。

達比古が小夜子の誕生日プレゼント用に買ったのが
「光の金剛石」との出会いでした。

その対となる「闇の金剛石」も導かれるように
潤の元へ……。

闇の金剛石を直接目に埋め込まれた潤は、
性格とファッションセンスが激変(実はこっちが素)

ラスボス化して達比古の命を狙います。

 

その刺客の一人が「牙王の月長石(ムーンストーン)」の
秘石使い、大神健くんでした。

狼属性、ツリ目の三白眼、キバ、生意気だけど実は優しくて
シスコンで不幸な過去ありと萌え要素しかないキャラ。

秘石の力で人狼に変身し、満月の晩はほぼ不死身。

心臓抉られて体を真っ二つにされても平然としてる
このシーンは最高でした。

「とっととオレの下半身を持ってこい!」だよ……。

 しかし一番スゴいのは、そんな状態の人間相手に
前後逆にくっつけようとするボケをかます
達比古の神経です。

金木犀は死んだと思われていた彼の妹が
好きだった花でした。

参考までに画像を貼ってみます。

右側のワイルドな可愛い子が大神くんです♪

なお、全4巻です。ラストはこの巻数からお察しください。
私は大好きでしたよ……(ため息)

潤くんに関してはまた後ほど。

秘石戦記ストーンバスター! 1 (KCデラックス)

秘石戦記ストーンバスター! 1 (KCデラックス)