昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』その2(ネタバレなし)

列車の中で水木は
謎の白髪の男から

「おぬし 死相が
出ておるぞ」

と言われます。

しかし窓に映っていた
はずなのに、男が座って
いた席には誰もおらず……。

哭倉村は山奥の、
車で行くのも大変な
場所にありました。

トンネルを抜けて村に
着くと、最初に出会った
美少女は時貞の孫娘、
沙代。

※あらかじめ写真で
顔と名前を覚えている。

草履の鼻緒が切れて困って
いる彼女を助けます。

話していると沙代を探して
やってくる少年=時貞の
孫、時弥。

無邪気で可愛い、病弱な
少年という描写と共に

水木はまだ沙代しか
見てないにも関わらず

既に「よそ者」の情報が
村に出回ってるという
不気味さも示唆されます。

時貞の葬儀の場でも
水木が来ると一斉に
人々の視線が集まる
シーンが怖い……。

しかし龍賀一族は
それ以上に曲者揃い。

水木とは顔見知りの
娘婿の社長・龍賀克典は

自分に取り入るために
来た水木に好意的ですが
利用する気満々でもあります。

その妻・乙米は敵意に
満ちて刺々しい。

この二人の娘が沙代です。

次女・丙江は酒浸りで
厚化粧。

時弥の母、三女の庚子は
やつれて薄幸そう。

彼女の夫が村長の長田
(おさだ)。

糸目のCV石田彰
普通の人のわけがなく。

しかしこのシーン一番の
インパクトは、遺言で
当主に指名された

時貞の長男・時麿。

顔を白塗りにした神主姿で
イカレたカルトの教祖っぽい。

唇も赤く塗ってるのに
眉だけ普通なのも異様。

飛田さんの演技も加わって
ホントにキモい(大絶賛)

自分が後継者だと
思い込んでいた克典は
取り乱し、

それをきっかけに他の
人々も弁護士に詰め寄って
大騒ぎに。

翌朝、第一の殺人事件発生。

尋常な殺され方ではない
ため、人々は戦慄しますが

近くをうろついていた
「不審者」が犯人だと
捕まったのが白髪の男。

水木が(あいつは列車で
見かけた……)と考えてたら
問答無用で処刑されそうになり
慌てて庇います。

だったらお前が責任
持って監督しろ、と

「龍賀家のお客様」の
立場から一転、白髪男と
一緒の粗末な部屋に
押し込められる羽目に……。

続きはまた後日。