昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

D・キッサン『神作家・紫式部のありえない日々』その4(2巻感想続き)

斉信(ただのぶ)は式部が
教養を隠しているのを
わずかなやり取りから
見抜きます。

(定子ばかり褒められたくないなら)

斉信「アンタが作って
みせてくれよ
“彰子サロン”ってやつを」

式部「ムーリーでーすーーー!!

私みたいなヒキオタ
コミュ障にそんなこと
できるわけないでしょうが!!」

1pまるごと使って叫んだ……!

普通こういうのは演出上、
心の中で本音を叫んだ後に
実際には何も言えてない……
というオチがつくのでは?

式部は出仕早々、女房たちから
サブカルクソ女と冷遇されて
五か月引きこもってます(史実)

アホに徹してなんとか周囲に
受け入れてもらってるのだから
再び波風立てたくはないでしょう。

斉信は才人で名高い
藤原公任源氏物語
すすめるなど、まだ諦めては
いない様子。

ある時、帝が源氏物語
読んで大いに褒めてくれて
彰子も式部も喜んでいたところ

「利口ぶっていやらしい」

と、式部の折角の社交術を
台無しにする噂が流れ
はじめます。

悪口を広めた女房、
左衛門の内侍
(さいもの ないし)に
話を聞いてみると……。

内侍「今すぐ同人誌を
書くのをやめなさい」

理由→自分の頭の中が
源氏さまでいっぱいで
仕事もプライベートも
手につかない。

「これが!呪いじゃなきゃ
なんだっていうのよッッ!!!」

式部&小少将「同担拒否の
夢女子」

※同担拒否=自分と同じ人のファンと
交流を嫌がるタイプ。

※夢女子=自分と特定のキャラが
仲良くする妄想をする人。

二人に冷静に分析されて
我に返った内侍は
謝ってくれます。

出会いは最悪でしたが
なんだかんだ友達が
増えました。

身辺が落ち着いたところで
新キャラが登場。

落ちついた妙齢の女性
赤染衛門(あかぞめえもん)

すっかり意気投合した後、
式部はふと

赤染衛門のような人こそ
彰子さまのサロンを作るのに
ふさわしい人材……!)

確信するものの
彼女は彰子の母・
倫子に仕える女房。

そんなことを考えていると
弟の惟規(のぶのり)が
慌ててやって来まて

式部の娘・賢子が誘拐
されたと衝撃の発言を……!!

続きが気になる!!