昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

緑川ゆき『夏目友人帳』その23(32巻感想2)

掛け軸の絵が動いたことに
岩見さんは気づかず、

「この家の守り神と
なるような大妖の
絵と聞いていますよ」

蔵どころか本宅の方にも
妙なモノが居るようだと
前フリしてから

夏目&ニャンコ先生
名取さんは蔵の二階へ。

呪いの鏡が仕込まれ
てるのを発見。

鏡に姿が映った人間を
呪う術が書かれていて、
簡単に解除できたはずが

実は二段構えの罠で、
名取さんに呪いが
かかってしまいます。

身代わり人形で
ダメージは減らせた
ものの、

名取さんは皮膚を動く
ヤモリのアザが
見えなくなり、

鏡に書かれていた
呪詛のような文字が
体に浮かびます。

呪いをかけた犯人を
特定するため、
まずは動機を考える
名取さん。

岩見さん祖父の敬造さんは
複数の祓い屋と交流を
持ち、支援していた話に

ニャンコ先生
「選ばれなかった者には
面白くない関係だった
だろうな」

式も加わって敬造さん
犯人説まで出ますが
呪う相手は「祓い人」
だと断言。

名取
「この呪詛は祓い屋の
……妖を見る力を
衰えさせる……」

三体の式の姿も
薄く見えるだけに……。

というわけでこのお話は

・名取さんサイド

・岩見敬造氏とタクマさん
サイド。

二つのエピソードが
回想込みで
同時進行します。

この罠の真相は陰湿な
悪意でないのが本作
らしさ。

一抹の切なさを織り込みつつ
優しく着地します。

詳しくは書きませんが

あまりに相手を好きすぎて
髙いところに祭り上げ
すぎてしまい、

お互い気軽に話せなくなり
距離が遠ざかる……

なんてのはままある
ことかと。

名取さんの回想シーンで
彼のアザや人ならぬものが
見えているらしいと心配し、

お母さんが救いを求めて
あちこち連れ歩いた話が
泣けました。

こんな能力がなければ
別の人生もあったかも
しれませんが

名取
「もう道は決めている
降りるつもりはないよ」

→呪いを解除して
力を取り戻す。

呪いに対して対処できない
=力になれないと感じて

夏目「ーーおれも何か……
術のようなものを
学ぶべきでしょうか……」

名取さんが夏目を諭すシーン、
出会った頃とだいぶ認識を
改めてるのがわかります。

続きはまた後日。