倉尾宏『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』その26(7巻感想4)
65話は谷口さんの
悪人顔をどうにか
できないか悪戦苦闘
する話。
まずメイクさんが
色々試してみますが
ユダ路線の濃い顔に。
谷口
「この顔に問題が
あるとしても……
別人になるのは
納得いかねぇな」
本人からのもっともな
ツッコミもあり、
撮影を一時中断して
監督がアイデアを
考えます。
谷口さんの過去作を
観ながら「顔に傷が
ある役が多い」と
気付いた監督は……。
脚本家・武藤さん
「シュウを盲目の
戦士にするんだ!?」
その理由をケンシロウに
関連づけ……と話が進みます。
徹夜の武藤さん、
お疲れ様です……。
というわけで改めて
谷口シュウがお披露目。
「顔に大きな傷が!?」
「これで目つき悪いのを
隠したって事!?」
なおこの傷の理由は
「かつて幼いケンシロウの
命を救うため、代償に
自らの目を抉って
盲目となった」
監督
「最初は気付かず
戦うシーンを
撮るぞ!」
ケンシロウ役・優李
「それってケンシロウが
恩人の顔を忘れてる
ことになりません?」
こうしてケンシロウ
間抜け伝説が増えて
いくのでした……。
66話は谷口さんの
シュウと柏葉さんの
サウザーが完成する
エピソード。
もう少し味方らしい
信頼できる雰囲気が
欲しいと監督に言われ、
谷口
「もう少しとっかかりが
ねぇかな」
台本の設定を
読み返す谷口さん。
柏葉さん
「南斗六星……
レイは義星で
ユダが妖星ですよね」
他の星はまだ
名前がついてないと
話し合って
サウザーが「将星」に
決まります。
谷口さんも「仁義」
から連想して
「じゃあ俺は仁で
仁星にするかな」
ヤクザが善側の場合は
仁義に生きる任侠の人。
弱きを助け、
強きを挫く美学です。
谷口(そうだ……俺は
何度も演ってるじゃ
ねぇか)
ここでシュウの
役柄を完全に
掴みます。
今度は谷口さんの
言葉がヒントになり、
柏葉さんもサウザーを
完成させます。
スタッフ会心の出来の
神輿バイクにまたがった
姿は……
優李
「ふっ ふてぶてしい!!」
なんてサウザーを表すのに
ピッタリな言葉なんだ……
「下郎のみなさーん!!」
(CV:銀河万丈)
が、脳内再生されましたよ……
続きはまた後日。
