(原作)池田悦子(漫画)あしべゆうほ『悪魔の花嫁』その16(「復讐は素晴らしい」)
小切手と手形が
2026年に廃止される
ニュースを聞いて
この話を思い出しました。
出典は13巻。
今回のゲスト主人公は
プリマを夢見て寮つきの
バレエ学校に通うケイト。
朝早くレッスン場で
一人稽古したりして
校長にも褒められる
優等生。
(この時のやり取りの
ケイトのお守り=
ヒスイのペンダント
なのは伏線)
そんな彼女をうとましく
思うルームメイトの
アグネス。
・ケイトの編んだ
ストールを強引に奪う。
・後日、学校のパトロン
リッチモンド夫人が
見学に来た際、それを
利用してアピール。
・アグネスは夫人の
養女になり、校長の
態度も一変。
主役デビューも決まった
アグネスは、以前校長が
ケイトにかけた励ましの
言葉で彼女を嘲笑います。
キレたケイトは
悪魔召喚の儀式を行い、
現れたデイモスにアグネスの
不幸を願います。
直後、リッチモンド夫人は
急死。残された多額の
借金はアグネスが背負う
ことに……。
数年後、アグネスは
酒場の踊り子として
働いていました。
酔っ払いにビキニを取れと
絡まれて抵抗すると、
「そのくらいうまく
さばけ」と怒られる、
客商売の辛さ。
悔し泣きする彼女の前に
デイモス(人間態)が
登場。
(君をバレエの道に
復帰させたい人がいると
説明して)
「白紙の小切手だ
好きなだけの金額を
書き込んで 銀行へ
持って行けばいい」
誰もが一度は言われて
みたい台詞……!!!!
喜んだアグネスですが
封筒に同封されていた
ヒスイのペンダントで
贈り主を察し、
「ケイトに情けをうける
くらいなら 裸になって
笑いものになったほうが
ましよ!」
小切手を破り、
ビキニを投げ捨てて
踊ります。
勝利を確信したケイトは
アグネスに声をかけますが
何故か彼女は無反応。
ケイトはふと、窓に映った
自分の顔が別人のように
老け込んでいるのに
気付き、愕然とします。
願いの代償に若さを
奪ったのかと言われて
デイモス
「私はなにも奪っては
おらぬ」
「その顔は人の不幸を
あざけっているうちに
お前の心が変えたものだ」
(意訳)
他人の不幸を願ったり、
人に意地悪して
いらぬ恨みを買うと
人生が狂うという
教訓のようなお話……。
